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拓哉ディスタ

2020年08月23日(Sun)
【メッシとはなにか】
メッシとはなにか


メッシが、ディステファノやペレやクライフやマラドーナ以上のものを持っていると私が言うことは絶対にない。しかし、彼も近いものをもってる。



JORGE VALDANO


サッカーでは「天才」という言葉を使用する場合、既存のパターンにとらわれず、常に魔法のように見えるものを起動させられる人のことを指し、不可能を実現したときにリラックスした安らぎの気分に浸らせる。これはすなわちメッシのことなのだ。


突如として起こる、組織的ではなく、困難で、見ていて不快に感じるプレー中にも関わらず、彼はそのすべての混乱に調和をもたらし、自らのアプローチをもって修正してしまう。これを達成するためには、パノラマの空間認識力、比類なき周辺視野、結果を導き出す数学者としての能力、綱渡りの調整、足りないものを補う狡猾さ、そして、ボールが疑う様子どころか、むしろ喜んで従わせるテクニックというものが必要となってくる。彼は、強さ、インスピレーション、優雅さを際立たせ、世界を魅了した。そして、見事にそれらを成立させてしまった。


対戦相手は、彼を囲み、追い詰めたと思っているかもしれないが、天才は完璧な反射アクションを起こすセンサーを装備しており、加速しながら停止するなど欺きを取り入れつつ、ボールサイズしかない狭いスペースを見つけていく。試合の新たな側面を開くには、これで十分なのである。よりよいものと言えよう。実践によって完成されるであろう知識を授けられて生まれてきた、天才。


彼はボールをかなり追い越し、それを目の当たりにした観客は自問する、彼らは彼に戻すのだろうか?いつ?どこに?どうやって?これらすべてのクエスチョンが頭に浮かび終わる前に、メッシはすでにそれらに答え、行動を起こしている。このような完成度のレベルにまで到達するには、本能のブラックボックスに格納されている未来を予測するスキルというものを、身に付けておかなければいけない。


天才というのは、各々がユニークであり、個々に比喩を必要としている。例えば、マラドーナにとって、ボールは楽器のようなもので、そこから芸術的な反応を引き出した。メッシにとって、ボールはその効率以上に権利を持たないツールのようなものだ。それは大工の手鋸や庭師の鍬などではない。彼の試合中の正確さと精度とは、レアメタルのツールにも匹敵するだろう。彼は自分の頭の中で、歩いたり、ジョギング、または全力疾走しているシーンにも合わせられるはずだ。4つ目の可能性だってある。前ではなく、後ろ向きでの実行だ。自らのマークを剥がすことは安全なスペースを見つだすということなので、必ずしも前に進ませるということではない。それは適切な場所と適切なタイミングでボールに追いつく、あるいは、ボールが足下に転がってきた場合に備えてである。試合のその観点から、メッシはおそらくサッカーの歴史の中で最も適合した選手と言えよう。明確化するため、タイミングは1/10秒単位で測定されている。


'ロザリオはメッシにぴったり'

成長とは、その突出した才能の真価がきちんと見極められる環境において、適切な時期に行われなければいけない。サッカーの天才でさえ、自分たちの時代とサッカーが文化的な一体性を持っていなければ達成し得ぬ、現場の恩恵なるものを受けている。メノッティほど、この言葉を使ったものはいない。彼は『日本のマラドーナが不可能であることは誰もが知っている』と。我々だってそう、メッシが誕生以来メッシであったと言えるのと同時に、メッシにはロザリオが適していたため、我々はメッシはロザリオで生まれたのだと付け加えなければいけない。


'おそらく弱ったときに、彼はこれらすべてに努力の価値があるのかどうかを自問したはずだ。または、自らプロフェッショナルとして歩む未来についても、疑問を持っていたものと推測される'

幼少期からの情熱は、生まれついての才能に利点を与えた。メッシが非常に早くに自分が持つ優位性に気付き、ボールとの楽しい関係を築いていたことは言うまでもあるまい。それは、じゃれあい、または誇張なしに、サッカーの喜びを主な目的とする恋の始まりでもある。彼はボールを使用することにより、果てしなく続くセッションを楽しみ、どのような期待にも応える方法を導き出す。天才は、ボールに対する感性の力をもって、他者とのアトバンテージを得る。それによって、自身の筋組織を構築していくのだ。彼の想像力も発達し始める。すべてがサッカーのためにあるわけではないが、学校にいる時は、頭の中はボールでいっぱい、そして、彼が眠りに落ちたときでさえ、ボールに関する夢ばかりを見ていたのではないだろうか。


試合の知識というのは、少しずつ記憶されていくものだ。専門的練習(コントロール、パス、シュート、ヘディングなど)の効果も合わせて、組織の一部と平行しながら組み合わせていく必要がある。すべての選手が、個別にトレーニングしたピースを当てはめていく作業手順を理解しているとは限らない。天才にとって、これは彼らが出発点から正しい場所に到着するために、これまでで最高とも言える実行をしたその日から、彼ら自身が正しく認知していくべきこと。


それがどのような行動の変化を生み、そして潜在意識の中にさえ、我々が本能と呼ぶ情報の貯蔵庫に、魔法のようなコンテンツを積み込んでいくというのだろう。インスピレーションじゃないのかと、魔法の瞬間が訪れたという他ない。仲間内で盛り上がる実験室、それら知識のすべては娯楽ゲームの中にある。この風景はフレンドリーで、ほとんどが祝いの予行演習といった感じ。ビジョンやテクニックや勇気を調整することへの試行錯誤…ここではボールが常に共有されている。つまりこれらは、個人が集団に対し責任を負わなければいけないことを学ぶための場所なのだ。すでにボールを持つ感覚に優れているなら、他の人間を称賛し、チームと対話し、スペースを覚え、複数の速度(ボールや対戦相手やチームメイトたちの)、それらはスイス時計のような精度でなければ。メッシなどは、学習することなく、これらトレーニングを楽しむ余裕さえ見せながらテストに合格している。



長いので続く

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メッシは疲れた。中から外からやんやん言われて、もう我慢の限界なんやろ。純粋に大好きなサッカーを楽しめなくなってきてる。これは彼にとって致命的。あんな身の毛もよだつ醜態さらしたあげく、クラブのトップのせいで空前絶後の大炎上に巻き込まれたとなると、気持ちが移籍に傾いたって不思議じゃない。

神じゃないのに、あんな神みたいに祭り上げられ、勝てば自分が総取りみたいに言われるし、負ければ磔にされてすべての責任を押し付けられる。このおバカな風潮にほとほと愛想がつきたんだ、賢い彼は。

あんな眩いばかりの神々しいパス回しとフィクションかよってくらいに結果も内容もついてくる時代を経験しちゃったら、今がどれだけ悲惨な状態か、ピッチに3分も立ってりゃわかるってもんよ。リーダーに相応しくないとしても(自分も思う)、人一倍危機意識が高く、人一倍責任感が強い彼なら、痛いほど痛感してるはず。

どうなるかはわからんけど、とりあえず円満退社を願うし、成立しちゃったらしちゃったで、移籍先での神格化は勘弁してくれ(バルサよりは…)と空に祈りつつ、バルサの若い世代のプレーを楽しみながらあの会長がくたばって灰になるまで恨み抜くことにしよう




(´-ω-`)







00:45
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