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2020年06月23日(Tue) 【「バルセロナはボールを回しながらメッシが魔法を産み出してくれるのを待ってる」】 ファビオ・カペッロは、現在のバルサに魅力を感じていない。「選手の特徴を理解している監督を好む」と、イタリア人監督は述べた。 ファビオ・カペッロは、彼がいたって平凡に感じているキケ・セティエン率いるバルセロナを痛烈に批判した。元マドリー、そしてユベントスを率いた経験を持つ監督が、サンマメスにて、ビルバオのサッカーサミットを通じ話したところによれば、彼は「以前のバルセロナが好きだった」ようで、「今のバルサは、相手のエリアに近づくことなく、天才メッシの魔法をよりどころとしながら、ボールがピッチの回りを行き来するというだけの、無駄な時間を費やしてるにすぎない」と言う。 「聡明な監督というのは、選手の特性を見極め、最高の選手に合わせて戦術的戦略やプレースタイルなどを調整する方法を心得ている。私はそんな監督を見るのが好きなんだ」。彼が特筆したタイプの一例として、ペップ・グアルディオラの名があったことは大変興味深い。チームに所属してきた選手たちによると、彼はどのようにチームを成長させればいいかを知っている、とのこと。 「グアルディオラは大きく変わった。マンチェスターCの試合を見ればわかる。高いポゼッションに拘るパスばかりではなくなった。シティは対戦相手のゴールに常に焦点を合わせるという、より直線的で攻撃的な素早い展開のプレーに持ち込もうとしている。勝ち続けたいとか成功し続けたいのであれば、変化と進化を止めてはいけないんだ」。カペッロはそう結論付けた。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------- 彼はいくつもの逆境を乗り越え、そのたび力をつけ、世界中のファンの心をわし掴みにしながら信頼を勝ち取ってきた。なので、今さら証明することなど一つもない。いくら振る舞いについて、外野から難癖つけられようと、信念をもって挑むはずだ、どこまでも。 もちろん、神から授かった無敵の肉体で歩む彼の路にだって、他の人間と同じように暗くて深〜い闇もあるだろう。そりゃそうだ。宇宙人だ怪物だ猪だ、おもしろおかしく言われても、彼が生身の人間であることに違いないんだから。 ビルバオ戦が終わる頃には33歳。場所はカンプノウ。いつもどおり、彼は必ずそこに立つ。証明するものと言えば、小さくも大きくも、その存在だけなんだ [追記を読む] 16:11 コメント(15) [コメントを書く] 重要なお知らせ@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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