2020年02月26日(Wed)
【ﾒｯｼはｸｫｰﾀｰﾊﾞｯｸを習得する】
求めていたｺﾞｰﾙは決められなかったものの、ｽﾄﾗｲｶｰはｱﾝｽ･ﾌｧﾃｨに対する2つのｱｼｽﾄをもって、重要な存在であることを示した。
彼と17歳のｶﾝﾃﾗｰﾉとの連携は、ﾍﾟﾄﾞﾛやﾋﾞｼﾞｬやﾈｲﾏｰﾙなどといったｴｸｽﾄﾚﾓたちを彷彿とさせる。
JAVIER GASCON
少し前にﾊﾟﾄﾘｯｸ･ﾏﾎｰﾑｽﾞ(ｶﾝｻﾞｽｼﾃｨ･ﾁｰﾌｽ)とｼﾞﾐｰ･ｶﾞﾛﾎﾟﾛ(ｻﾝﾌﾗﾝｼｽｺ･ﾌｫｰﾃｨﾅｲﾅｰｽﾞ)は、ﾚｵﾒｯｼも寸分狂わぬﾊﾟｻｰであると、ｽｰﾊﾟｰﾎﾞｳﾙのｸｫｰﾀｰﾊﾞｯｸとしての彼の才能を高く評価した。それはﾊﾞﾙｻ-ﾚﾊﾞﾝﾃ戦で、世界最高峰がひしめくｽｰﾊﾟｰｽﾀｰの中でもﾚｼﾞｪﾝﾄﾞであるﾄﾑ･ﾌﾞﾚｲﾃﾞｨのｽﾀｲﾙを見るようだったとも。ｱﾙｾﾞﾝﾁﾝ人はｺﾞｰﾙに執着したまま捉えきれずに終わったが、2-1というｽｺｱで完結した試合で2ｺﾞｰﾙとも決めたｱﾝｽﾌｧﾃｨに対する2つの素晴らしいｱｼｽﾄをもって、彼は決定的な役割を果たした。
ﾒｯｼのｷｬﾘｱを通じてその高い生産性(ﾊﾞﾙｻとｱﾙｾﾞﾝﾁﾝ代表で合わせて849試合692ｺﾞｰﾙ)は、彼の素晴らしいｱｼｽﾄのｺﾚｸｼｮﾝ285回を目立たなくしている。それは700分で8ｺﾞｰﾙ、そして300分に15回決定的なﾊﾟｽを送った計算になる。
すでに今季公式戦ここまで12のｱｼｽﾄ、ﾘｰｶﾞでは8、彼はｺﾝﾍﾟﾃｨｼｮﾝですべてを凌駕している。14ｺﾞｰﾙで得点王に加えて同じくﾊﾟｻｰとしても最強。ﾚﾊﾞﾝﾃ戦で見せたｱﾝｽ･ﾌｧﾃｨへの最初のｱｼｽﾄは、ｱｲﾄﾙ･ﾌｪﾙﾅﾝﾃﾞｽとのﾚｰｽで彼を置き去りにした。その'偽9'というﾎﾟｼﾞｼｮﾝは、ﾈｲﾏｰﾙやﾍﾟﾄﾞﾛやﾋﾞｼﾞｬのような意志疎通が完璧だった選手たちとの、それほど遡る必要のない瞬間を思い起こさせた。彼らは適切なﾀｲﾐﾝｸﾞで飛び出しさえすれば、彼から贈り物が届けられることを知っている。 ﾃﾞﾝﾍﾞﾚとは彼自身の問題である怪我のために補完し合えないし、ｸﾞﾘｰｽﾞﾏﾝとはﾊﾟｽ交換で相互理解がとれず、ﾏｰｸを外す動きでいずれも調整がとれないままである。しかしｱﾝｽとなら、彼がﾊﾞﾙｻとともに過去10年間で手にしてきた栄光ともいうべき連携の一部を回収できているのだ。
にもかかわらず、ﾒｯｼは全く幸せではなかった。彼は点取り屋であり、彼のﾌｯﾄﾎﾞｰﾙにNFLと起因するものなど何もない。彼の左足の精度はﾏﾎｰﾑｽﾞやｶﾞﾛﾎﾟﾛが手で行うものと同一だろうけども、ｱﾒﾘｶﾝﾌｯﾄﾎﾞｰﾙではｸｫｰﾀｰﾊﾞｯｸが注目され、かたやﾘｰｶﾞでは点取り屋たちが成功を得るということ。彼は称賛し、これからも助けていきたいと思っているｱﾝｽにｽﾎﾟｯﾄﾗｲﾄが当たることは気にしてなかったものの、自身も作り出したいくつかの決定機を外したことは危惧していた。
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ﾅﾎﾟﾘ-ﾊﾞﾙｻ。
来ました、来ちまいましたこのときが。ﾅﾎﾟﾘはﾎｰﾑでﾘﾊﾞﾌﾟｰﾙに勝ち、ﾕｰﾍﾞにも競り勝ち、ｱﾝﾌｨｰﾙﾄﾞでもﾎﾟｾﾞｯｼｮﾝで7:3に近い劣勢ながら1-1のﾄﾞﾛｰに持ち込みました。これからｱﾄﾚﾃｨｺが苦しむであろうあのｽﾀｼﾞｱﾑで…まぁほとんどｱﾝﾁｪﾛｯﾃｨのおかげでしょうけど。
ﾒｯｼとｸﾞﾘｰｽﾞﾏﾝの連携が試合ごとに良くなってるように感じます。ｸﾞﾘｰｽﾞﾏﾝとしても、ﾊﾞﾙｻにはこれだけ素晴らしいﾊﾟｻｰが揃ってるわけですから、飛び出すﾀｲﾐﾝｸﾞさえ掴めれば相手の裏なんか簡単にとれる自信があるんでしょうね。ｴｲﾊﾞﾙが相手ということもあって、ﾄﾗｲしまくってました。不運にも、ﾒｯｼからのをｵﾌｻｲﾄﾞのくせして侵入してきたｾﾒﾄﾞに盗まれ、ﾌﾞｽｹｯﾂからのもｳﾞｨﾀﾞﾙに邪魔され、二つとも完全にGKと一対一になれたにもかかわらず、ｺﾞｰﾙとして成立させられるﾁｬﾝｽを台無しにされてました。でもほんと良い動きするし、率先してﾊｰﾄﾞﾜｰｸするし、ｺﾞｰﾙも決めるし、だからｶﾝﾌﾟﾉｳから好かれとるし、本人も楽しそう。彼自身、ﾊﾞﾙｻの哲学と自分が求められてる役割に、ある程度満足してるんじゃないかと。任務を遂行するため走り回ってるんで、怪我だけ心配ですけど。
ﾅﾎﾟﾘは、直近4試合を観ましたが、彼らには苦労しながらでも勝利を収める力がある。ｶﾞｯﾁｬﾝの闘魂が適度に注入されてる。ｸﾘﾊﾞﾘは居ないらしいけど、ｵﾘﾝﾋﾟｺでﾊﾞﾙｻの夢を打ち砕くｺﾞｰﾙを決めたﾏﾉﾗｽがいて、なにかと評価の高いﾌｧﾋﾞｱﾝ･ﾙｲｽや裏をとるのが絶妙にうまいｶｼﾞｪﾎﾝ、やっとこさﾋﾟｯﾁ外での問題を処理できたﾒﾙﾃﾝｽは、前々節のﾘｰｸﾞ戦、彼らしいｺﾞｰﾙで復活をｱﾋﾟｰﾙしてました。ｲﾝｼｰﾆｪがいまいちでもｴﾙﾏｽやﾒｯｼそっくりなﾎﾟﾘﾀｰﾉの個人技は怖い。またこれらみんなよう走りよるんじゃぁ。。
ﾎﾞｰﾙを悠長に回していたり、きちんとｼｭｰﾄで終われないようでは、ｶｳﾝﾀｰ受けたりｼﾞﾜｼﾞﾜ圧迫されて息苦しくなっていくに違いない。それに、ﾎﾞｯｸｽ近辺での守備が悲惨なﾊﾞﾙｻのDF陣が、ﾅﾎﾟﾘのﾊﾟｽﾜｰｸやｸﾛｽの対応に四苦八苦する姿が容易に想像できる。
有利な立場にありながら、ｵﾘﾝﾋﾟｺやｱﾝﾌｨｰﾙﾄﾞに乗り込み執念不足で負けたここ2ｼｰｽﾞﾝ。ﾋﾟｹが現場の影響力は絶大なんだと胸を張ってましたね。選手を守るには、俺たちは勝つしかないんだ！とも。それなら華麗さだけじゃない、粘り強さ泥臭さも体現していかなくては。特にCL、ｱｳｪｰに弱い自分たちだからこそ
言葉の力が試されてる
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【ﾒｯｼはｸｫｰﾀｰﾊﾞｯｸを習得する】
求めていたｺﾞｰﾙは決められなかったものの、ｽﾄﾗｲｶｰはｱﾝｽ･ﾌｧﾃｨに対する2つのｱｼｽﾄをもって、重要な存在であることを示した。
彼と17歳のｶﾝﾃﾗｰﾉとの連携は、ﾍﾟﾄﾞﾛやﾋﾞｼﾞｬやﾈｲﾏｰﾙなどといったｴｸｽﾄﾚﾓたちを彷彿とさせる。
JAVIER GASCON
少し前にﾊﾟﾄﾘｯｸ･ﾏﾎｰﾑｽﾞ(ｶﾝｻﾞｽｼﾃｨ･ﾁｰﾌｽ)とｼﾞﾐｰ･ｶﾞﾛﾎﾟﾛ(ｻﾝﾌﾗﾝｼｽｺ･ﾌｫｰﾃｨﾅｲﾅｰｽﾞ)は、ﾚｵﾒｯｼも寸分狂わぬﾊﾟｻｰであると、ｽｰﾊﾟｰﾎﾞｳﾙのｸｫｰﾀｰﾊﾞｯｸとしての彼の才能を高く評価した。それはﾊﾞﾙｻ-ﾚﾊﾞﾝﾃ戦で、世界最高峰がひしめくｽｰﾊﾟｰｽﾀｰの中でもﾚｼﾞｪﾝﾄﾞであるﾄﾑ･ﾌﾞﾚｲﾃﾞｨのｽﾀｲﾙを見るようだったとも。ｱﾙｾﾞﾝﾁﾝ人はｺﾞｰﾙに執着したまま捉えきれずに終わったが、2-1というｽｺｱで完結した試合で2ｺﾞｰﾙとも決めたｱﾝｽﾌｧﾃｨに対する2つの素晴らしいｱｼｽﾄをもって、彼は決定的な役割を果たした。
ﾒｯｼのｷｬﾘｱを通じてその高い生産性(ﾊﾞﾙｻとｱﾙｾﾞﾝﾁﾝ代表で合わせて849試合692ｺﾞｰﾙ)は、彼の素晴らしいｱｼｽﾄのｺﾚｸｼｮﾝ285回を目立たなくしている。それは700分で8ｺﾞｰﾙ、そして300分に15回決定的なﾊﾟｽを送った計算になる。
すでに今季公式戦ここまで12のｱｼｽﾄ、ﾘｰｶﾞでは8、彼はｺﾝﾍﾟﾃｨｼｮﾝですべてを凌駕している。14ｺﾞｰﾙで得点王に加えて同じくﾊﾟｻｰとしても最強。ﾚﾊﾞﾝﾃ戦で見せたｱﾝｽ･ﾌｧﾃｨへの最初のｱｼｽﾄは、ｱｲﾄﾙ･ﾌｪﾙﾅﾝﾃﾞｽとのﾚｰｽで彼を置き去りにした。その'偽9'というﾎﾟｼﾞｼｮﾝは、ﾈｲﾏｰﾙやﾍﾟﾄﾞﾛやﾋﾞｼﾞｬのような意志疎通が完璧だった選手たちとの、それほど遡る必要のない瞬間を思い起こさせた。彼らは適切なﾀｲﾐﾝｸﾞで飛び出しさえすれば、彼から贈り物が届けられることを知っている。 ﾃﾞﾝﾍﾞﾚとは彼自身の問題である怪我のために補完し合えないし、ｸﾞﾘｰｽﾞﾏﾝとはﾊﾟｽ交換で相互理解がとれず、ﾏｰｸを外す動きでいずれも調整がとれないままである。しかしｱﾝｽとなら、彼がﾊﾞﾙｻとともに過去10年間で手にしてきた栄光ともいうべき連携の一部を回収できているのだ。
にもかかわらず、ﾒｯｼは全く幸せではなかった。彼は点取り屋であり、彼のﾌｯﾄﾎﾞｰﾙにNFLと起因するものなど何もない。彼の左足の精度はﾏﾎｰﾑｽﾞやｶﾞﾛﾎﾟﾛが手で行うものと同一だろうけども、ｱﾒﾘｶﾝﾌｯﾄﾎﾞｰﾙではｸｫｰﾀｰﾊﾞｯｸが注目され、かたやﾘｰｶﾞでは点取り屋たちが成功を得るということ。彼は称賛し、これからも助けていきたいと思っているｱﾝｽにｽﾎﾟｯﾄﾗｲﾄが当たることは気にしてなかったものの、自身も作り出したいくつかの決定機を外したことは危惧していた。
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ﾅﾎﾟﾘ-ﾊﾞﾙｻ。
来ました、来ちまいましたこのときが。ﾅﾎﾟﾘはﾎｰﾑでﾘﾊﾞﾌﾟｰﾙに勝ち、ﾕｰﾍﾞにも競り勝ち、ｱﾝﾌｨｰﾙﾄﾞでもﾎﾟｾﾞｯｼｮﾝで7:3に近い劣勢ながら1-1のﾄﾞﾛｰに持ち込みました。これからｱﾄﾚﾃｨｺが苦しむであろうあのｽﾀｼﾞｱﾑで…まぁほとんどｱﾝﾁｪﾛｯﾃｨのおかげでしょうけど。
ﾒｯｼとｸﾞﾘｰｽﾞﾏﾝの連携が試合ごとに良くなってるように感じます。ｸﾞﾘｰｽﾞﾏﾝとしても、ﾊﾞﾙｻにはこれだけ素晴らしいﾊﾟｻｰが揃ってるわけですから、飛び出すﾀｲﾐﾝｸﾞさえ掴めれば相手の裏なんか簡単にとれる自信があるんでしょうね。ｴｲﾊﾞﾙが相手ということもあって、ﾄﾗｲしまくってました。不運にも、ﾒｯｼからのをｵﾌｻｲﾄﾞのくせして侵入してきたｾﾒﾄﾞに盗まれ、ﾌﾞｽｹｯﾂからのもｳﾞｨﾀﾞﾙに邪魔され、二つとも完全にGKと一対一になれたにもかかわらず、ｺﾞｰﾙとして成立させられるﾁｬﾝｽを台無しにされてました。でもほんと良い動きするし、率先してﾊｰﾄﾞﾜｰｸするし、ｺﾞｰﾙも決めるし、だからｶﾝﾌﾟﾉｳから好かれとるし、本人も楽しそう。彼自身、ﾊﾞﾙｻの哲学と自分が求められてる役割に、ある程度満足してるんじゃないかと。任務を遂行するため走り回ってるんで、怪我だけ心配ですけど。
ﾅﾎﾟﾘは、直近4試合を観ましたが、彼らには苦労しながらでも勝利を収める力がある。ｶﾞｯﾁｬﾝの闘魂が適度に注入されてる。ｸﾘﾊﾞﾘは居ないらしいけど、ｵﾘﾝﾋﾟｺでﾊﾞﾙｻの夢を打ち砕くｺﾞｰﾙを決めたﾏﾉﾗｽがいて、なにかと評価の高いﾌｧﾋﾞｱﾝ･ﾙｲｽや裏をとるのが絶妙にうまいｶｼﾞｪﾎﾝ、やっとこさﾋﾟｯﾁ外での問題を処理できたﾒﾙﾃﾝｽは、前々節のﾘｰｸﾞ戦、彼らしいｺﾞｰﾙで復活をｱﾋﾟｰﾙしてました。ｲﾝｼｰﾆｪがいまいちでもｴﾙﾏｽやﾒｯｼそっくりなﾎﾟﾘﾀｰﾉの個人技は怖い。またこれらみんなよう走りよるんじゃぁ。。
ﾎﾞｰﾙを悠長に回していたり、きちんとｼｭｰﾄで終われないようでは、ｶｳﾝﾀｰ受けたりｼﾞﾜｼﾞﾜ圧迫されて息苦しくなっていくに違いない。それに、ﾎﾞｯｸｽ近辺での守備が悲惨なﾊﾞﾙｻのDF陣が、ﾅﾎﾟﾘのﾊﾟｽﾜｰｸやｸﾛｽの対応に四苦八苦する姿が容易に想像できる。
有利な立場にありながら、ｵﾘﾝﾋﾟｺやｱﾝﾌｨｰﾙﾄﾞに乗り込み執念不足で負けたここ2ｼｰｽﾞﾝ。ﾋﾟｹが現場の影響力は絶大なんだと胸を張ってましたね。選手を守るには、俺たちは勝つしかないんだ！とも。それなら華麗さだけじゃない、粘り強さ泥臭さも体現していかなくては。特にCL、ｱｳｪｰに弱い自分たちだからこそ
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