2019年12月14日(Sat)
【グランメゾン東京★★★⑧】
木村拓哉のドラマに出てくる役者さんたちってみんな輝いてるし、本当に魅力的な人たちばかり。10話まで見られる。グラメスタッフの皆様、ありがとうございます♪！
女子医大だよ、で病院、で大事なひとをグランメゾンに連れていくという…尾花におわせ過ぎ(^^;)(;^^)この展開はさすがに嫌だ!!マジで嫌な流れに傾いてしまいそうだったけど、こちらの勘違いだった。よかった…。
グラメは深読みしてはいけない。純粋に彼らの熱のこもった出来立てホヤホヤを、冷ますことなく、そのまま念入りに味わいながら頂かなければいけない。それがよーくわかった8話だった。
芹田、いきなり客に対して「おじいちゃん？」はダメだよ(￣▽￣;)ここから、皿よりお客様です、の幕が開いた。潮が作るビーフシチューを食べたことにより、倫子は自分の料理を食べてもらって純粋に楽しめていた頃を思い出した。シンデレラのような体験をしつつも、ただ至極を追い求めるのではなく、お客一人一人と向き合うことの大切さ、彼らあっての自分の店であることに気づいた。ホールの役割を忘れかけていた京野にしても、尾花が用意したシチュエーションにハメられた形で原点回帰を果たした。先に気づいた尾花を起点に、三角関係の絆がまたひとつ深まったように思う。
客に合わせたアラカルトを用意。「それでも星一つつかなかった…」。自分を正当化するように、そして興味津々といった表情で倫子に語りかける尾花。潮のもとを飛び出したのはすべて星のため。彼に迷いや後悔は微塵もない。とはいえ、前の店を俯瞰で見たことにより、お客と向き合い続ける精神の偉大さに気づいた。それを倫子や京野たちと共有していく。やはり尾花の影響力は絶大である。
8話は尾花がいろんなところに転がり込んでいくのが楽しかった。ついてくのがやっとだった(笑)なにより、うらやましかった～。あんな行動派になりたい！最終的に、京野んちでお泊まり会並みにおおはしゃぎ。グラメの'青春'の中でも抜きん出た存在の二人が、めちゃくちゃ可愛らしかった。これもどこから始まり、どこまでが遊びだったかわからない＼(^_^)(^_^)／ジャンケンがアドリブだと勝手に仮定した場合、負けからスタートしてもやっぱり木村拓哉は盛り返すよなぁ～と。フレンドパークでのホンジャマカとのホッケー対決で、沢村さんとの抜群の連携から一度は同点に追いついて見せた。彼と対戦したあの二人が一番感じていたはず。もしかしたら逆転されるかもしれないという不安と恐怖を。たとえ負けたとしても、彼はただでは倒れない。少なくともそう感じさせてくれる、それが木村拓哉なんだ。
木場さんって、本物の職人みたい。渋くておしゃれだし上品。日本のおじちゃんなのにフランス人みたいに端正で綺麗な顔立ち。その上、プロのフレンチシェフが演じているんだと錯覚をおこすくらい、佇まいや所作や言葉遣いに至るまで、あらゆる面において、尾花の師匠である潮とマッチしていた。王族のような凄まじい存在感。『これなんだよ、一流は！』と思わずにはいられなかった。特に食べ方に気品がある。好き。おいしそうに食べる表情は尚良し。
岡本健一さんと木村拓哉が惚れ込むのがよくわかる。自分のあばらがエライことになっていたのに、『今はコイツが良い演技してるから』と、岡本さんに悟られぬよう隠していたなんて、我慢強すぎ&いい先輩過ぎ。自分なら「あぁーいってー！こいつマジでやりやがったぁ！あ、やっばいこれ、あ、いたいいたい…」て、めちゃくちゃ責めたあと半泣きで病院に直行してる。間違いない。
あんたのお師匠さんの腕をみさせてくれと、倫子から嫌味を言われる尾花。ここ、ずば抜けて二人のやりとりがおもしろかった。お互い引かない感じがもろにでてるし、なんていうか掛け合いにテンポがあって、言葉のチョイスや間の取り方なんかも絶妙なんですよね。肝っ玉母さん的な倫子が出まくってるんです。鈴木京香さんからこのスパイスを取り出させてしまうグラメの底知れぬパワーよ…、浅草で「食べるよぉ？！」も突然で、かわいかったなぁ。
料理中は素材がおいしくなる音に耳をすませる。尾花と一緒だ。倫子の『あんたとおんなじだね』という心の声が聞こえた気がした。煮え立つ肉同士が互いに引き合うエネルギー、浸透具合、それら視覚で捉えられるものを、先導役である音がとても丁寧に伝えてくれた。開けるときの、フーッていう仕草もめちゃくちゃかっこいい！お師匠さんの妙技を拝見した！！
じっちゃん、オラも腹へったぞ～♪て言いたくなる、まさにそんなシーンだった。
「人は老いる、 料理を続けていく理由も変わっていく」。ミシュランがすべてではない。「負け惜しみに聞こえるかもしれないが、そういう星だって、ある」、自らを老いぼれと自虐する師匠の目は、美しく輝いていた。血気盛んな時代からすべてを料理に捧げ、たどり着いた境地。若かりし頃に夢見て、苦労を味わったからこそ、今の潮が居る。常連さんのために作る料理にも、人を動かす力があったんだと知った回。頑固な尾花の師である潮がいうから、説得力のある言葉として胸に響いた。
胃袋のグリエで師匠様が最高の笑顔を見せてくれた(^-^)チャーミングな面もあったりするのかぁ♪嬉しそうに食べてくれたから、こちらまで幸せな気分に浸れた♪
そして最後には、本当に気持ちのこもった「うまかった」を聞けた！どことなくホッとしたような、役目を終えたような言い方。潮卓からのグランメゾン東京に対するお礼のようにも感じた。一言なんだがとても深い。何度聞いても、心地いい。
倫子のおうちが大好き。毎回見ていてホッとする。尾花が去ってしまったから映る回数が減っちゃうかも。
男二人は離れてヨリを戻すだけだからいい。倫子はオーナーシェフであり、女としても不安な日々を過ごしていたんじゃないかな。夢を追って、ようやくチャンスを手にしたものの、自分を支えてくれたもの同士のいがみ合いを目の当たりにする。それは自分も大いに関係してることだから、立場上なにも言えない。もどかしい。それでもリンダのインタビューが迫ってくる。騒がしかったあの家で、彼女は何を思って一人きりでご飯を食べていたんだろう。
尾花の「ホール(京野)の声は神の声」に素直に従い、「信頼するスタッフが教えてくれた」と胸を張る。コース料理を変え、気持ちも新たに、うちはお客に寄り添いながら三つ星を目指す店になるんだと、★★★指たてて高らかに宣言した。
ミシュランに媚びない女！
あんたおっとこまえやなぁ♪！！
勇敢な倫子シェフ、グランメゾン東京に幸あれ！！！
13:23
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【グランメゾン東京★★★⑧】
木村拓哉のドラマに出てくる役者さんたちってみんな輝いてるし、本当に魅力的な人たちばかり。10話まで見られる。グラメスタッフの皆様、ありがとうございます♪！
女子医大だよ、で病院、で大事なひとをグランメゾンに連れていくという…尾花におわせ過ぎ(^^;)(;^^)この展開はさすがに嫌だ!!マジで嫌な流れに傾いてしまいそうだったけど、こちらの勘違いだった。よかった…。
グラメは深読みしてはいけない。純粋に彼らの熱のこもった出来立てホヤホヤを、冷ますことなく、そのまま念入りに味わいながら頂かなければいけない。それがよーくわかった8話だった。
芹田、いきなり客に対して「おじいちゃん？」はダメだよ(￣▽￣;)ここから、皿よりお客様です、の幕が開いた。潮が作るビーフシチューを食べたことにより、倫子は自分の料理を食べてもらって純粋に楽しめていた頃を思い出した。シンデレラのような体験をしつつも、ただ至極を追い求めるのではなく、お客一人一人と向き合うことの大切さ、彼らあっての自分の店であることに気づいた。ホールの役割を忘れかけていた京野にしても、尾花が用意したシチュエーションにハメられた形で原点回帰を果たした。先に気づいた尾花を起点に、三角関係の絆がまたひとつ深まったように思う。
客に合わせたアラカルトを用意。「それでも星一つつかなかった…」。自分を正当化するように、そして興味津々といった表情で倫子に語りかける尾花。潮のもとを飛び出したのはすべて星のため。彼に迷いや後悔は微塵もない。とはいえ、前の店を俯瞰で見たことにより、お客と向き合い続ける精神の偉大さに気づいた。それを倫子や京野たちと共有していく。やはり尾花の影響力は絶大である。
8話は尾花がいろんなところに転がり込んでいくのが楽しかった。ついてくのがやっとだった(笑)なにより、うらやましかった～。あんな行動派になりたい！最終的に、京野んちでお泊まり会並みにおおはしゃぎ。グラメの'青春'の中でも抜きん出た存在の二人が、めちゃくちゃ可愛らしかった。これもどこから始まり、どこまでが遊びだったかわからない＼(^_^)(^_^)／ジャンケンがアドリブだと勝手に仮定した場合、負けからスタートしてもやっぱり木村拓哉は盛り返すよなぁ～と。フレンドパークでのホンジャマカとのホッケー対決で、沢村さんとの抜群の連携から一度は同点に追いついて見せた。彼と対戦したあの二人が一番感じていたはず。もしかしたら逆転されるかもしれないという不安と恐怖を。たとえ負けたとしても、彼はただでは倒れない。少なくともそう感じさせてくれる、それが木村拓哉なんだ。
木場さんって、本物の職人みたい。渋くておしゃれだし上品。日本のおじちゃんなのにフランス人みたいに端正で綺麗な顔立ち。その上、プロのフレンチシェフが演じているんだと錯覚をおこすくらい、佇まいや所作や言葉遣いに至るまで、あらゆる面において、尾花の師匠である潮とマッチしていた。王族のような凄まじい存在感。『これなんだよ、一流は！』と思わずにはいられなかった。特に食べ方に気品がある。好き。おいしそうに食べる表情は尚良し。
岡本健一さんと木村拓哉が惚れ込むのがよくわかる。自分のあばらがエライことになっていたのに、『今はコイツが良い演技してるから』と、岡本さんに悟られぬよう隠していたなんて、我慢強すぎ&いい先輩過ぎ。自分なら「あぁーいってー！こいつマジでやりやがったぁ！あ、やっばいこれ、あ、いたいいたい…」て、めちゃくちゃ責めたあと半泣きで病院に直行してる。間違いない。
あんたのお師匠さんの腕をみさせてくれと、倫子から嫌味を言われる尾花。ここ、ずば抜けて二人のやりとりがおもしろかった。お互い引かない感じがもろにでてるし、なんていうか掛け合いにテンポがあって、言葉のチョイスや間の取り方なんかも絶妙なんですよね。肝っ玉母さん的な倫子が出まくってるんです。鈴木京香さんからこのスパイスを取り出させてしまうグラメの底知れぬパワーよ…、浅草で「食べるよぉ？！」も突然で、かわいかったなぁ。
料理中は素材がおいしくなる音に耳をすませる。尾花と一緒だ。倫子の『あんたとおんなじだね』という心の声が聞こえた気がした。煮え立つ肉同士が互いに引き合うエネルギー、浸透具合、それら視覚で捉えられるものを、先導役である音がとても丁寧に伝えてくれた。開けるときの、フーッていう仕草もめちゃくちゃかっこいい！お師匠さんの妙技を拝見した！！
じっちゃん、オラも腹へったぞ～♪て言いたくなる、まさにそんなシーンだった。
「人は老いる、 料理を続けていく理由も変わっていく」。ミシュランがすべてではない。「負け惜しみに聞こえるかもしれないが、そういう星だって、ある」、自らを老いぼれと自虐する師匠の目は、美しく輝いていた。血気盛んな時代からすべてを料理に捧げ、たどり着いた境地。若かりし頃に夢見て、苦労を味わったからこそ、今の潮が居る。常連さんのために作る料理にも、人を動かす力があったんだと知った回。頑固な尾花の師である潮がいうから、説得力のある言葉として胸に響いた。
胃袋のグリエで師匠様が最高の笑顔を見せてくれた(^-^)チャーミングな面もあったりするのかぁ♪嬉しそうに食べてくれたから、こちらまで幸せな気分に浸れた♪
そして最後には、本当に気持ちのこもった「うまかった」を聞けた！どことなくホッとしたような、役目を終えたような言い方。潮卓からのグランメゾン東京に対するお礼のようにも感じた。一言なんだがとても深い。何度聞いても、心地いい。
倫子のおうちが大好き。毎回見ていてホッとする。尾花が去ってしまったから映る回数が減っちゃうかも。
男二人は離れてヨリを戻すだけだからいい。倫子はオーナーシェフであり、女としても不安な日々を過ごしていたんじゃないかな。夢を追って、ようやくチャンスを手にしたものの、自分を支えてくれたもの同士のいがみ合いを目の当たりにする。それは自分も大いに関係してることだから、立場上なにも言えない。もどかしい。それでもリンダのインタビューが迫ってくる。騒がしかったあの家で、彼女は何を思って一人きりでご飯を食べていたんだろう。
尾花の「ホール(京野)の声は神の声」に素直に従い、「信頼するスタッフが教えてくれた」と胸を張る。コース料理を変え、気持ちも新たに、うちはお客に寄り添いながら三つ星を目指す店になるんだと、★★★指たてて高らかに宣言した。
ミシュランに媚びない女！
あんたおっとこまえやなぁ♪！！
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