2019年11月30日(Sat)
【グランメゾン東京★★★⑥】
ピザトーストでのやりとりがおもしろい。アドリブとかもうそういう次元じゃなくて、木村拓哉と沢村さんの目があってからゴングがカーンてな感じで始まった役者同士の遊びみたい。木村拓哉の皿を押す強さに沢村さんがタジタジだった様子がうかがえる。「今作ってくれてるやつを食べたい」は、沢村さんの素？ぴったんこカンカンで見たときの言い回しに似ていた。
カンナがすんなりと店で働くのにOKを出したのには違和感を感じたけど、最後に「エスコフィユで働いていた尾花さんたちがグラメで復活なんてあり得ない」的なこと言ってたから、これはグランメゾン東京に何か仕掛けるための潜入なんだろうか。まさか三年前の再現を、とか？。怖すぎる(￣▽￣;)大切なひと、例えば家族が事件のあおりを受けたとか？ターゲットは平古ではなく、グラメだなんて根深いにも程がある。たしかに、客に振る舞う料理のすべてに尾花は責任があったわけだけどもぉ(T▽T)まさかここも尾花はお見通し？
レシピ盗まれたくらいで揺らぐドラマじゃねーゾッていうのを感じる。芹田の懺悔に皆が笑って、京野が「一流のシェフはレシピが外に出ることを気にしないんだよ」と言ったところが、めちゃくちゃかっこよかった！あのかんしゃくオーナーに冷や水を浴びせるシーンの見せ方が実に爽快だった。尾花と丹後のシーンもそう、序盤のシーンを終盤のこのタイミングで使うと、こんなにもインパクトを受ける度合いが違うものかと。今回はグラメトラップにがっつりハマってしまった。料理人の魂と愛情のこもった美しい逸品が、現場の人間の熱や技術と一体となるから、頂く側の興奮もこれだけ大きなものになるんだ。どれも欠かすことのできない'唯一無二'であると確信しましたm(__)！！
カンナの加入で、紹介が終わり、もういいのかと持ち場につこうとするが、周りが拍手を始めたので一応自分も嫌々参加することにした尾花がおもしろい。これは宴会の席とかお披露目でリアルにありそう。一匹狼の尾花夏樹らしいシーンだった。
産卵前の油の乗ったメスの鰆は美味しい。残酷。しかしそれを食べて感動したり喜びを得られているのも事実。「いきとしいけるものを余すことなく美味しくいただく」、それが料理人としての勤めだと話していた尾花を思いだし、そういう気持ちと覚悟を持ち続けられているから「我々は命を頂いている」という真の感謝にたどり着けるんだなと思った。人間と魚が逆の立場ならこうはならない。一見むごさを感じる習わしや行為にさえ、人間の美徳というものが息づいてる。むさかさん演じる鮮魚店の大将の「捨てるとこねーんだよ！」食材の有り難みを失わずに生活することの尊さを、またひとつよく知る回となったが、自分にはまだまだ意識が足りてないことにも気づいた。
個人的に一番好きなメニューである牛の胃袋のグリルに、何もエピソードがついてないことが残念でならなかった。ミノ(じゃなかったらごめんなさい)は、ゴムみたいだから嫌いな人が多い。たしかにそう思われても仕方ないか…とも。それでも！グラメにおけるフレンチメニューとしてきちんと存在していることが嬉しい！しかも今回の鰆のように、白とピンクの部分を丹念に、そして美しさが際立つよう撮られとるやないかい！！きっとこれも火入れが完璧なんでしょう。輝きに満ちた堂々たる牛の胃袋のグリエのことを誇りにおもうでありますm(__)！
尾花が丹後に「楽しみにしてるよ」。彼は自分が作り出す作品もさることながら、他人が創造する芸術にも興味がある。良いものなら応援したいって気持ちもどこかあるように思う。それは一流が軒を連ねるフレンチにこそ無限の可能性があると信じて疑わないから。
「尾花は違った、
あいつは楽しそうだった」
「世界中のフーディーから厳しいジャッジを受けるってときに笑ってた」
であっても、コンプレックスを持ちながら二ツ星を獲得した丹後だって、とても魅力的な人間に思う。彼は非常に誠実で仕事熱心で正直者であるということ。挫折を味わい無力感に苛まれようとも、己が小心者であるという事実を受け止めつつ、その都度自らを奮い立たせ、三つ星に全身全霊を捧げる'熱'というのは誰にも負けないものを持ってる。グランメゾン東京に協力してくださってるカンテサンスの岸田シェフも、尾花や丹後と同じ気持ちで日々取り組んでいらっしゃるんでしょうね。どちらに感情移入されるのか興味があります。このドラマに出てくる言葉や偉大な品々を見ていくと、臆病とまで言っていいほどに、繊細を極めていく過酷な作業に思えてくる。昨日より今日、今日より明日、三つ星店の新作というのは日々改善が加えられ、進化し、生み出されていくものなんですね。志の高い人間しか生き残れない、すべてを超越した世界、それがフレンチなんだろうな。
ウニのグラティエが省かれるとは。尾花と平古の思い出が(T-T)魚料理がウニでは、寂しい気もするか。。二人の思いが成就したのだから前へ進むとき！もう平古はgakuの料理人なわけだしね！
柿谷が考案した魚料理を、丹後がどこの国でも食べられると却下するシーン。紹介にスジアラとあった。全く知らないできた魚。。笑。水晶文旦もそう、勉強になる(T▽T)！
変わって、平古のアイデアであるアンコウを使った一品は、柿谷のより材料が一つ少ないシンプルに見えるものの、尾花の弟子の平古らしく、イチジクの葉とか食材を余すことなく最大限にいかすデリケートな味わい(たぶん)と色見が施されていた。アンコウ自体がもつ出汁のうま味と昆布が織り成す風味と香りの共存。素人目で申し訳ないけど、流行りを意識した柿谷のものより、平古の組み合わせの方に興味をそそられた。どこの国でもは、言わば誰にでも思い付くという意味。それとは違い、平古のには、素材のよさを完璧に理解した上で和風を加え、思考に思考を重ねた究極の逸品(たぶん)に感じた。これらすべては、先輩たちの背中を見て目標に取り組む姿勢を養い、尾花が腕を振るうエスコフィユで創造力を培ったからであると。京野が平古に、エスコフィユでの経験が今のお前を成長させたんだと言っていたのを思いだし、今はgakuで学ばせてもらっているけど、いずれは本格的にグランメゾンで！と思わずにはいられなかった。
江藤オーナーは、同じレシピで同じ料理を作れば、より豪華な食材をかき集めた自分たちが勝つと思い込んでいた。最適な温度なんかどうでもよくってね♪もうこの道、何十年なんでしょう？フレンチに携わってきた期間が長そうだけど、我ら素人並みの知識しか持ち合わせておられないようだ。食材がよくて、オーナーとして威厳が保てて、しもべである柿谷くんが安泰で、味つけが複雑ならなんでもいいようだ。
ウニでとるやないかい！
ただの焼き魚じゃないか！
二回もブチ切れるくらいヘマした人間を側に置いとけるんだから優しさは底抜けなんでしょうな。
賄い料理を作らせてもらうだけでも大変名誉なことなんだなと。三つ星を目指す店ならなおさらか。芹田が俺に作らせてくれと頼んでからの尾花や倫子や相沢らの反応が『てめえ賄いなめんなよ』って言ってるように見えた。そう考えると、三年前にパリのエスコフィユで賄いを担当していた平古祥平は、その時点でかなりの実力の持ち主だったはず。彼はまだ若いから尾花を凌駕する日がくるかもしれない！ワクワク((o(^∇^)o))
一筋縄ではいかないドラマ。それは6話最後のトップレストランの紹介のあと、尾花がギラギラした目で決意を新たにするシーンでも明らかだった。ここは団結するシーンだしみんなエースに合わせて気合いの入った表情で前を向くところを、不安そうな芹田、松井にいたっては少しうつむいた。緊張感が伝わる。何か異様な雰囲気で、ただでは終わらせない感じがゾクゾクさせてくれる。
次回は相沢父娘の巻。明日が楽しみすぎてヤバイ。ぶっちゃけこんなに待ちわびた一週間なかった。ミッチーとマノン天使ちゃんが一緒に見られるだけで幸せヽ(´▽`)/
13:29
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【グランメゾン東京★★★⑥】
ピザトーストでのやりとりがおもしろい。アドリブとかもうそういう次元じゃなくて、木村拓哉と沢村さんの目があってからゴングがカーンてな感じで始まった役者同士の遊びみたい。木村拓哉の皿を押す強さに沢村さんがタジタジだった様子がうかがえる。「今作ってくれてるやつを食べたい」は、沢村さんの素？ぴったんこカンカンで見たときの言い回しに似ていた。
カンナがすんなりと店で働くのにOKを出したのには違和感を感じたけど、最後に「エスコフィユで働いていた尾花さんたちがグラメで復活なんてあり得ない」的なこと言ってたから、これはグランメゾン東京に何か仕掛けるための潜入なんだろうか。まさか三年前の再現を、とか？。怖すぎる(￣▽￣;)大切なひと、例えば家族が事件のあおりを受けたとか？ターゲットは平古ではなく、グラメだなんて根深いにも程がある。たしかに、客に振る舞う料理のすべてに尾花は責任があったわけだけどもぉ(T▽T)まさかここも尾花はお見通し？
レシピ盗まれたくらいで揺らぐドラマじゃねーゾッていうのを感じる。芹田の懺悔に皆が笑って、京野が「一流のシェフはレシピが外に出ることを気にしないんだよ」と言ったところが、めちゃくちゃかっこよかった！あのかんしゃくオーナーに冷や水を浴びせるシーンの見せ方が実に爽快だった。尾花と丹後のシーンもそう、序盤のシーンを終盤のこのタイミングで使うと、こんなにもインパクトを受ける度合いが違うものかと。今回はグラメトラップにがっつりハマってしまった。料理人の魂と愛情のこもった美しい逸品が、現場の人間の熱や技術と一体となるから、頂く側の興奮もこれだけ大きなものになるんだ。どれも欠かすことのできない'唯一無二'であると確信しましたm(__)！！
カンナの加入で、紹介が終わり、もういいのかと持ち場につこうとするが、周りが拍手を始めたので一応自分も嫌々参加することにした尾花がおもしろい。これは宴会の席とかお披露目でリアルにありそう。一匹狼の尾花夏樹らしいシーンだった。
産卵前の油の乗ったメスの鰆は美味しい。残酷。しかしそれを食べて感動したり喜びを得られているのも事実。「いきとしいけるものを余すことなく美味しくいただく」、それが料理人としての勤めだと話していた尾花を思いだし、そういう気持ちと覚悟を持ち続けられているから「我々は命を頂いている」という真の感謝にたどり着けるんだなと思った。人間と魚が逆の立場ならこうはならない。一見むごさを感じる習わしや行為にさえ、人間の美徳というものが息づいてる。むさかさん演じる鮮魚店の大将の「捨てるとこねーんだよ！」食材の有り難みを失わずに生活することの尊さを、またひとつよく知る回となったが、自分にはまだまだ意識が足りてないことにも気づいた。
個人的に一番好きなメニューである牛の胃袋のグリルに、何もエピソードがついてないことが残念でならなかった。ミノ(じゃなかったらごめんなさい)は、ゴムみたいだから嫌いな人が多い。たしかにそう思われても仕方ないか…とも。それでも！グラメにおけるフレンチメニューとしてきちんと存在していることが嬉しい！しかも今回の鰆のように、白とピンクの部分を丹念に、そして美しさが際立つよう撮られとるやないかい！！きっとこれも火入れが完璧なんでしょう。輝きに満ちた堂々たる牛の胃袋のグリエのことを誇りにおもうでありますm(__)！
尾花が丹後に「楽しみにしてるよ」。彼は自分が作り出す作品もさることながら、他人が創造する芸術にも興味がある。良いものなら応援したいって気持ちもどこかあるように思う。それは一流が軒を連ねるフレンチにこそ無限の可能性があると信じて疑わないから。
「尾花は違った、
あいつは楽しそうだった」
「世界中のフーディーから厳しいジャッジを受けるってときに笑ってた」
であっても、コンプレックスを持ちながら二ツ星を獲得した丹後だって、とても魅力的な人間に思う。彼は非常に誠実で仕事熱心で正直者であるということ。挫折を味わい無力感に苛まれようとも、己が小心者であるという事実を受け止めつつ、その都度自らを奮い立たせ、三つ星に全身全霊を捧げる'熱'というのは誰にも負けないものを持ってる。グランメゾン東京に協力してくださってるカンテサンスの岸田シェフも、尾花や丹後と同じ気持ちで日々取り組んでいらっしゃるんでしょうね。どちらに感情移入されるのか興味があります。このドラマに出てくる言葉や偉大な品々を見ていくと、臆病とまで言っていいほどに、繊細を極めていく過酷な作業に思えてくる。昨日より今日、今日より明日、三つ星店の新作というのは日々改善が加えられ、進化し、生み出されていくものなんですね。志の高い人間しか生き残れない、すべてを超越した世界、それがフレンチなんだろうな。
ウニのグラティエが省かれるとは。尾花と平古の思い出が(T-T)魚料理がウニでは、寂しい気もするか。。二人の思いが成就したのだから前へ進むとき！もう平古はgakuの料理人なわけだしね！
柿谷が考案した魚料理を、丹後がどこの国でも食べられると却下するシーン。紹介にスジアラとあった。全く知らないできた魚。。笑。水晶文旦もそう、勉強になる(T▽T)！
変わって、平古のアイデアであるアンコウを使った一品は、柿谷のより材料が一つ少ないシンプルに見えるものの、尾花の弟子の平古らしく、イチジクの葉とか食材を余すことなく最大限にいかすデリケートな味わい(たぶん)と色見が施されていた。アンコウ自体がもつ出汁のうま味と昆布が織り成す風味と香りの共存。素人目で申し訳ないけど、流行りを意識した柿谷のものより、平古の組み合わせの方に興味をそそられた。どこの国でもは、言わば誰にでも思い付くという意味。それとは違い、平古のには、素材のよさを完璧に理解した上で和風を加え、思考に思考を重ねた究極の逸品(たぶん)に感じた。これらすべては、先輩たちの背中を見て目標に取り組む姿勢を養い、尾花が腕を振るうエスコフィユで創造力を培ったからであると。京野が平古に、エスコフィユでの経験が今のお前を成長させたんだと言っていたのを思いだし、今はgakuで学ばせてもらっているけど、いずれは本格的にグランメゾンで！と思わずにはいられなかった。
江藤オーナーは、同じレシピで同じ料理を作れば、より豪華な食材をかき集めた自分たちが勝つと思い込んでいた。最適な温度なんかどうでもよくってね♪もうこの道、何十年なんでしょう？フレンチに携わってきた期間が長そうだけど、我ら素人並みの知識しか持ち合わせておられないようだ。食材がよくて、オーナーとして威厳が保てて、しもべである柿谷くんが安泰で、味つけが複雑ならなんでもいいようだ。
ウニでとるやないかい！
ただの焼き魚じゃないか！
二回もブチ切れるくらいヘマした人間を側に置いとけるんだから優しさは底抜けなんでしょうな。
賄い料理を作らせてもらうだけでも大変名誉なことなんだなと。三つ星を目指す店ならなおさらか。芹田が俺に作らせてくれと頼んでからの尾花や倫子や相沢らの反応が『てめえ賄いなめんなよ』って言ってるように見えた。そう考えると、三年前にパリのエスコフィユで賄いを担当していた平古祥平は、その時点でかなりの実力の持ち主だったはず。彼はまだ若いから尾花を凌駕する日がくるかもしれない！ワクワク((o(^∇^)o))
一筋縄ではいかないドラマ。それは6話最後のトップレストランの紹介のあと、尾花がギラギラした目で決意を新たにするシーンでも明らかだった。ここは団結するシーンだしみんなエースに合わせて気合いの入った表情で前を向くところを、不安そうな芹田、松井にいたっては少しうつむいた。緊張感が伝わる。何か異様な雰囲気で、ただでは終わらせない感じがゾクゾクさせてくれる。
次回は相沢父娘の巻。明日が楽しみすぎてヤバイ。ぶっちゃけこんなに待ちわびた一週間なかった。ミッチーとマノン天使ちゃんが一緒に見られるだけで幸せヽ(´▽`)/
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ひまつぶしめにゅ～ by 凸ﾘｱﾙ
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