2019年11月23日(Sat)
【グランメゾン東京★★★⑤】
シュウマイや肉まんに餃子(車海老とミノ入り！)、ハンバーガーまで見られるなんて(;゜0゜)しかも、それらが美しいフレンチに大変身☆☆☆！すごいアイデアだなぁ…。グラメは初回からそぼろ丼やうどんや焼き魚やおにぎりとか和食をドンドンドーンと出してくれていたから、ないと思いつつもしかしたら中華も？とは思ってたけど、まさか本当に登場するとは!!平古が美優の父親に会うシーンでは鰻丼まで…素晴らしいm(__)m
尾花は、賄い行きに謝りながら常に頭の中は平古のことを考えていたのではないだろうか。三ツ星に届かず苦しいときに、食材のありがたみを後輩から改めて教わった。だから彼をバイトに誘い、これら余った食材を使ってフードフェスに参加することを決めた。要するに尾花からすれば傷心の賄いシェフは飛んで火に入る夏？いや冬の虫。
尾花は三年前の事件を後輩のミスだと知っていただけじゃなく、彼自身それを吹っ切れるのであれば、グランメゾン東京に迎え入れたいとも考えていた。でも事情が事情なだけに今回は引かざるを得なかった。
彼の口から謝罪でさえ聞きたくない尾花。自分を慕って付いてきてくれた若き才能から今更許しを請われても…自分が何を犠牲にしようと、料理人として信じてやってきたことに間違いはないのだから。『過去など気にせず前を向き、料理に専念してくれ』、尾花が作るアッシパルマンティエがそう言ってた。
「平古祥平の料理には人を動かす力がある」。最大級の賛辞を送る相手に上も下もない。平古のまかないを食べた尾花の男泣きから、料理というのは人を喜ばせ、楽しませ、競わせ、感動させ、癒すことだってできる、まさに彼が言うように'無限の可能性'を秘めたものだと思った。
「フレンチ辞めんじゃねーぞ！」自分の店に誘うわけではなく、平古を攻めることもなく、尾花の流儀が突き通されたシーンにジーン(T_T)後輩が先輩の料理を愛するように、先輩もまた、後輩が作る料理の大ファンであった。わだかまりが消え、不器用な男二人の才能が、ついに、通いあう瞬間が見られた＼(^_^)(^_^)／
なぜ平古がやったとバラさなかったのか、それは彼の才能を守るため。京野や相沢はもちろんガクの丹後でさえ薄々勘づいてはいた。「グランメゾンは俺が守る」、この京野の言葉からも、平古を安心させ、罪の意識から解放してやりたいという気づかいが感じられた。彼らがそれについて話し合ったかどうかはわからないけど、仲間の未来を、平古祥平という若い料理人の才能を信じるがゆえの、同じ傷を抱えるもの同士暗黙の了解だったような気がする。なんという懐のでかさ。殴ってしまった罪は消えないけれど、エスコフィユのメンバーが疑われたことに過剰に腹を立て、官僚に暴力を振るったシーンにも、尾花がいかに人情味溢れた人間なのかが込められていた。
伏線はあった。それが回を増すごとに面白いように回収されていくのが最高に気持ちいい。分厚いドラマであることが毎回証明されていく。構成力がない自分は、テレビを見ながらただただ悔しくてたまらなかった。
予告編で映った角度とは別角度のが本編で使われている。シーンを把握した上で、画角を変えつつ照準を合わせていく作業って、難しいけどやりがいあるんだろうなぁ。グラメを見て角度って本当に大事だなと。あれって、才能ある人ならどんなシーンかさえわかれば次から次へと頭に浮かんでくるものなんだろうか…。自分も十代の頃にプロの漫画家に憧れて試行錯誤しながら書いてはみたものの、結局その先生のパクってばっかで、閃きに欠け、100万円近くの絵の具買わされたまんま挫折した(笑)
グラメはワンカットワンカットにハリがあって、テンポがよく、力強いメッセージを発信するためにいろいろ工夫をこらしながら撮られているから、見ていてまったく飽きが来ない。まだ回すんか～い！が一度もないのが本当に助かる。
ナッツオイル入りのアッシパルマンティエ。これまでは、軽快でエネルギッシュな音楽が料理中に流れていたけど、今回は三年前の大切な思い出ということで、落ち着いたものが調理シーンを引き立ててくれていた。チーズを擦る細やかで愛情のこもった音、ヘラで念入りにやさしく伸ばす所作、それをあとは頼んだぞ(言ってないですけど)と、オーブンに託す尾花の力強い表情。音と食と人の融合ってこんなにも暖かく重厚さを放つものかと。中に入る食材たちの紹介も、今回は特別心のこもった繊細なフローに思えて、ああこういう見せ方もあるんだなぁ…と、ひたすら感動しっぱなしだった。
尾花と平古の合作料理の味見で、相沢が食べたあとに尾花の真似をして顔を上げていたのが面白かった(憧れてます？笑)。ぴったんこカンカンの時も、木村拓哉みたいに上を見るのではなく、目を閉じた状態で顎を上げるというのがミッチースタイルになっていて、それが劇中でも見られたことが嬉しかった♪
「なにも間違ってないよねぇ!!」の声もそうだし、言ったあとの倫子の表情が惚れてまうほど勇ましくて、キラキラ眩しく包み込むような優しさも感じられるからステキだった。大好きなシーンだから何度も何度もリピしてる。その前の尾花と京野が、熱い男の友情をもとにした激しい小突き合いならば、倫子のは彼女の情熱や信念、尊厳、女性がもつ愛の波動が一気に放出されたシーンだった。彼女はモチベーターとしても超一流です。
玉森くんは料理シーンで手際よく見せるのが難しいと話していた。グランメゾンでの木村拓哉とのシーンは、めちゃくちゃ緊張しただろうなぁ(T▽T)普段おっとりしたタイプの彼。平古とのギャップがあるにはあるけど、言葉の端々にやっぱり律儀でかわいい玉森裕太を感じることができる。でも当初から、役に入れば緊張しないと言っていた。さすがジャニーズ、肝は段違いに座ってる(;゜0゜)
石本さんの方を向く木村拓哉の目が、愛おしいものを見るように優しい。南極大陸で共演した二人がグランメゾンで！今もあの馬肉店にいく機会あるのかな？そうかイタズラされたからか～なるほど～仕返しに(´-ω-`)
このドラマに対する木村拓哉の愛着が感じられるエピソードでしたね。
尾花に奮い立たされ、彼の気持ちを汲み、野心をもって丹後がいるチームに加入した平古。しびれる展開の連続に圧倒されまくり！本当にグラメは先が読めない。
次回はgakuとの真剣勝負！！手塚のかわを被った江藤オーナーがなんもせんこと祈りますm(__)m
13:12
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【グランメゾン東京★★★⑤】
シュウマイや肉まんに餃子(車海老とミノ入り！)、ハンバーガーまで見られるなんて(;゜0゜)しかも、それらが美しいフレンチに大変身☆☆☆！すごいアイデアだなぁ…。グラメは初回からそぼろ丼やうどんや焼き魚やおにぎりとか和食をドンドンドーンと出してくれていたから、ないと思いつつもしかしたら中華も？とは思ってたけど、まさか本当に登場するとは!!平古が美優の父親に会うシーンでは鰻丼まで…素晴らしいm(__)m
尾花は、賄い行きに謝りながら常に頭の中は平古のことを考えていたのではないだろうか。三ツ星に届かず苦しいときに、食材のありがたみを後輩から改めて教わった。だから彼をバイトに誘い、これら余った食材を使ってフードフェスに参加することを決めた。要するに尾花からすれば傷心の賄いシェフは飛んで火に入る夏？いや冬の虫。
尾花は三年前の事件を後輩のミスだと知っていただけじゃなく、彼自身それを吹っ切れるのであれば、グランメゾン東京に迎え入れたいとも考えていた。でも事情が事情なだけに今回は引かざるを得なかった。
彼の口から謝罪でさえ聞きたくない尾花。自分を慕って付いてきてくれた若き才能から今更許しを請われても…自分が何を犠牲にしようと、料理人として信じてやってきたことに間違いはないのだから。『過去など気にせず前を向き、料理に専念してくれ』、尾花が作るアッシパルマンティエがそう言ってた。
「平古祥平の料理には人を動かす力がある」。最大級の賛辞を送る相手に上も下もない。平古のまかないを食べた尾花の男泣きから、料理というのは人を喜ばせ、楽しませ、競わせ、感動させ、癒すことだってできる、まさに彼が言うように'無限の可能性'を秘めたものだと思った。
「フレンチ辞めんじゃねーぞ！」自分の店に誘うわけではなく、平古を攻めることもなく、尾花の流儀が突き通されたシーンにジーン(T_T)後輩が先輩の料理を愛するように、先輩もまた、後輩が作る料理の大ファンであった。わだかまりが消え、不器用な男二人の才能が、ついに、通いあう瞬間が見られた＼(^_^)(^_^)／
なぜ平古がやったとバラさなかったのか、それは彼の才能を守るため。京野や相沢はもちろんガクの丹後でさえ薄々勘づいてはいた。「グランメゾンは俺が守る」、この京野の言葉からも、平古を安心させ、罪の意識から解放してやりたいという気づかいが感じられた。彼らがそれについて話し合ったかどうかはわからないけど、仲間の未来を、平古祥平という若い料理人の才能を信じるがゆえの、同じ傷を抱えるもの同士暗黙の了解だったような気がする。なんという懐のでかさ。殴ってしまった罪は消えないけれど、エスコフィユのメンバーが疑われたことに過剰に腹を立て、官僚に暴力を振るったシーンにも、尾花がいかに人情味溢れた人間なのかが込められていた。
伏線はあった。それが回を増すごとに面白いように回収されていくのが最高に気持ちいい。分厚いドラマであることが毎回証明されていく。構成力がない自分は、テレビを見ながらただただ悔しくてたまらなかった。
予告編で映った角度とは別角度のが本編で使われている。シーンを把握した上で、画角を変えつつ照準を合わせていく作業って、難しいけどやりがいあるんだろうなぁ。グラメを見て角度って本当に大事だなと。あれって、才能ある人ならどんなシーンかさえわかれば次から次へと頭に浮かんでくるものなんだろうか…。自分も十代の頃にプロの漫画家に憧れて試行錯誤しながら書いてはみたものの、結局その先生のパクってばっかで、閃きに欠け、100万円近くの絵の具買わされたまんま挫折した(笑)
グラメはワンカットワンカットにハリがあって、テンポがよく、力強いメッセージを発信するためにいろいろ工夫をこらしながら撮られているから、見ていてまったく飽きが来ない。まだ回すんか～い！が一度もないのが本当に助かる。
ナッツオイル入りのアッシパルマンティエ。これまでは、軽快でエネルギッシュな音楽が料理中に流れていたけど、今回は三年前の大切な思い出ということで、落ち着いたものが調理シーンを引き立ててくれていた。チーズを擦る細やかで愛情のこもった音、ヘラで念入りにやさしく伸ばす所作、それをあとは頼んだぞ(言ってないですけど)と、オーブンに託す尾花の力強い表情。音と食と人の融合ってこんなにも暖かく重厚さを放つものかと。中に入る食材たちの紹介も、今回は特別心のこもった繊細なフローに思えて、ああこういう見せ方もあるんだなぁ…と、ひたすら感動しっぱなしだった。
尾花と平古の合作料理の味見で、相沢が食べたあとに尾花の真似をして顔を上げていたのが面白かった(憧れてます？笑)。ぴったんこカンカンの時も、木村拓哉みたいに上を見るのではなく、目を閉じた状態で顎を上げるというのがミッチースタイルになっていて、それが劇中でも見られたことが嬉しかった♪
「なにも間違ってないよねぇ!!」の声もそうだし、言ったあとの倫子の表情が惚れてまうほど勇ましくて、キラキラ眩しく包み込むような優しさも感じられるからステキだった。大好きなシーンだから何度も何度もリピしてる。その前の尾花と京野が、熱い男の友情をもとにした激しい小突き合いならば、倫子のは彼女の情熱や信念、尊厳、女性がもつ愛の波動が一気に放出されたシーンだった。彼女はモチベーターとしても超一流です。
玉森くんは料理シーンで手際よく見せるのが難しいと話していた。グランメゾンでの木村拓哉とのシーンは、めちゃくちゃ緊張しただろうなぁ(T▽T)普段おっとりしたタイプの彼。平古とのギャップがあるにはあるけど、言葉の端々にやっぱり律儀でかわいい玉森裕太を感じることができる。でも当初から、役に入れば緊張しないと言っていた。さすがジャニーズ、肝は段違いに座ってる(;゜0゜)
石本さんの方を向く木村拓哉の目が、愛おしいものを見るように優しい。南極大陸で共演した二人がグランメゾンで！今もあの馬肉店にいく機会あるのかな？そうかイタズラされたからか～なるほど～仕返しに(´-ω-`)
このドラマに対する木村拓哉の愛着が感じられるエピソードでしたね。
尾花に奮い立たされ、彼の気持ちを汲み、野心をもって丹後がいるチームに加入した平古。しびれる展開の連続に圧倒されまくり！本当にグラメは先が読めない。
次回はgakuとの真剣勝負！！手塚のかわを被った江藤オーナーがなんもせんこと祈りますm(__)m
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