2017年02月28日(Tue)
【A LIFE⑥感想】
結果が出たとて、その狂った行為に論理性が認められるわけじゃない。『誰かを犠牲にしなきゃ満点なんかとれるわきゃないのに…なぜわかってくれないの？』院長と父親をダブらすまさおは常に孤独との戦いを強いられてますね。沖田がまさおの手腕にたいし劣等感が強いのと同様に、まさおも沖田の魅力にたいし劣等感が未だ消えてない。
『死んだら関係修復できぬまま』
『あんたが過小評価してた井川が時間を与えてくれたんだから、その努力には素直に感謝しろよ』というのが伝わってきました(想像)。母子の苦労がわかるから意地張るのは仕方ない。立ち入る気はないが、せめて井川にはきちんと感謝するべき。『復讐の道具に利用するな、それから医者をなめるな！』(想像)
｢そうやって意地はれてんのもお父さん生きてるからでしょ｣
沖田がそう言うのには、もちろん実梨の娘としての感情が残ってるから。残っててほしいと思うし、父親(木村拓哉)としても。
劇中のはどれも彼が言いそうな台詞ばかり。でも自分に寄せて最終的に役を取り込むんじゃなく、役と確認作業を繰り返しながら楽しそうにものづくりに励む木村拓哉。時間が経過するごとに手応えを感じられてる。やりがいがあり生き生きとしてる。いちファンとして、そういう見方したらよりいっそう味わい深さが増しました。
井川が実梨を睨み付けるのも心に突き刺さった。二人が立ち去った後、彼女の背中に後悔が宿ってて、とても切ない気持ちになりました。たしかに口は悪いけど、私は父親に対する実梨の態度が間違っていたとは思いません。
相手が巨大すぎて今までのセオリーでは解決しない、正しいオペレーションが見つからない。だから今までやったことない観点から模索する。医師として新たな方法論を作り出したいとも思う(たぶん沖田なら)。
でも、根拠や壇上夫婦に説明できるような明確なものがいくら探しても見つからない。手がかりが見つからず焦り、突破口が見えそうだと思ったら遠退き、イラつき焦りまくる日々。そこに△な関係性。深冬を今でも愛しまくってるけど、親友であるまさおに対する感情も邪魔してくる…ってどんだけきをつかってんだ沖田は(--;)
まさおがあいにきて｢頼むよ｣と言われた沖田のｷﾚ気味の表情から推測するに、井川に｢深冬先生は切れないでしょ、愛する人だから…｣と言われ、『俺だって深冬を愛してんだよ！』ていう想いが明らかにその頃より強くなってる気がしました。『お前に言われなくてもわかってんだよ！』という怒りにも。
10年も放置して歪んでしまった友情が変わる日が来るのか、それとも…。ハッピーエンドがええなぁ…(笑)
そんな不器用な沖田を柴田がなんとか癒してやれんのか…とか(笑)
妄想しだしたら止まらない(´o｀;
実際の病院で撮影してることもあり、救急搬送されてくる患者を受け入れるためにしばらく撮影がストップすることがあるみたいですね。命の尊さと向き合う現場で演じることにより、キャストやスタッフの皆さんもさらにリアルを追及していけるのでしょうね。
前に、これはドラマというよりドキュメンタリーに近い、という想いに勝手になって。命や愛について、ここまで大切に描かれてる医療ドラマに初めて出会えたからだと気づくことができました。それもすべて救うものと救われるもの、人間愛を体感できる神聖な現場で皆さんやられてるからこそ、受けとる側もその細やかで優しいオーラを感じ取れたんだと思います。
医者だって生身の人間。木村拓哉演じる沖田でさえ、一本気ではあるが決して強い人間じゃない。頑丈でどっからきてもみんな捌いてやるぜ寿司屋の息子だからよ！という俺主人公やってまっせ的ではなく、何事も紳士に接するタイプ。深冬の前で涙も見せるし、誤った判断だとわかれば不器用ながらも訂正するし、頭下げなきゃいけない場面では相手と向き合いきちんと誠意を見せる。井川と柴田を信頼して支えあいの中でオペレーションを模索してる。
命を救う側の人間が愛する人のため苦しみ悩み続ける姿に見てる側が共感を覚えることで、人が人を思いやることの奥深さや幸せにも気づくことができます。沖田が柴田の差し入れに感謝する場面、沖田父子が絆を育む温かい空間、できるだけ長く娘と時間を共有していたい深冬の切なる願い、自分を捨てた父に対する実梨の葛藤、過ちをおかした恩師のために泣き崩れる羽村の優しさ、口の悪い柴田を温かく見守り続ける井川の度量、深冬を想うまさおの執念。
どんな終わりかたでも毎回人間ていいもんや～と思い癒されながら眠れる。幸せです。あした仕事でも(笑)
12:48
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【A LIFE⑥感想】
結果が出たとて、その狂った行為に論理性が認められるわけじゃない。『誰かを犠牲にしなきゃ満点なんかとれるわきゃないのに…なぜわかってくれないの？』院長と父親をダブらすまさおは常に孤独との戦いを強いられてますね。沖田がまさおの手腕にたいし劣等感が強いのと同様に、まさおも沖田の魅力にたいし劣等感が未だ消えてない。
『死んだら関係修復できぬまま』
『あんたが過小評価してた井川が時間を与えてくれたんだから、その努力には素直に感謝しろよ』というのが伝わってきました(想像)。母子の苦労がわかるから意地張るのは仕方ない。立ち入る気はないが、せめて井川にはきちんと感謝するべき。『復讐の道具に利用するな、それから医者をなめるな！』(想像)
｢そうやって意地はれてんのもお父さん生きてるからでしょ｣
沖田がそう言うのには、もちろん実梨の娘としての感情が残ってるから。残っててほしいと思うし、父親(木村拓哉)としても。
劇中のはどれも彼が言いそうな台詞ばかり。でも自分に寄せて最終的に役を取り込むんじゃなく、役と確認作業を繰り返しながら楽しそうにものづくりに励む木村拓哉。時間が経過するごとに手応えを感じられてる。やりがいがあり生き生きとしてる。いちファンとして、そういう見方したらよりいっそう味わい深さが増しました。
井川が実梨を睨み付けるのも心に突き刺さった。二人が立ち去った後、彼女の背中に後悔が宿ってて、とても切ない気持ちになりました。たしかに口は悪いけど、私は父親に対する実梨の態度が間違っていたとは思いません。
相手が巨大すぎて今までのセオリーでは解決しない、正しいオペレーションが見つからない。だから今までやったことない観点から模索する。医師として新たな方法論を作り出したいとも思う(たぶん沖田なら)。
でも、根拠や壇上夫婦に説明できるような明確なものがいくら探しても見つからない。手がかりが見つからず焦り、突破口が見えそうだと思ったら遠退き、イラつき焦りまくる日々。そこに△な関係性。深冬を今でも愛しまくってるけど、親友であるまさおに対する感情も邪魔してくる…ってどんだけきをつかってんだ沖田は(--;)
まさおがあいにきて｢頼むよ｣と言われた沖田のｷﾚ気味の表情から推測するに、井川に｢深冬先生は切れないでしょ、愛する人だから…｣と言われ、『俺だって深冬を愛してんだよ！』ていう想いが明らかにその頃より強くなってる気がしました。『お前に言われなくてもわかってんだよ！』という怒りにも。
10年も放置して歪んでしまった友情が変わる日が来るのか、それとも…。ハッピーエンドがええなぁ…(笑)
そんな不器用な沖田を柴田がなんとか癒してやれんのか…とか(笑)
妄想しだしたら止まらない(´o｀;
実際の病院で撮影してることもあり、救急搬送されてくる患者を受け入れるためにしばらく撮影がストップすることがあるみたいですね。命の尊さと向き合う現場で演じることにより、キャストやスタッフの皆さんもさらにリアルを追及していけるのでしょうね。
前に、これはドラマというよりドキュメンタリーに近い、という想いに勝手になって。命や愛について、ここまで大切に描かれてる医療ドラマに初めて出会えたからだと気づくことができました。それもすべて救うものと救われるもの、人間愛を体感できる神聖な現場で皆さんやられてるからこそ、受けとる側もその細やかで優しいオーラを感じ取れたんだと思います。
医者だって生身の人間。木村拓哉演じる沖田でさえ、一本気ではあるが決して強い人間じゃない。頑丈でどっからきてもみんな捌いてやるぜ寿司屋の息子だからよ！という俺主人公やってまっせ的ではなく、何事も紳士に接するタイプ。深冬の前で涙も見せるし、誤った判断だとわかれば不器用ながらも訂正するし、頭下げなきゃいけない場面では相手と向き合いきちんと誠意を見せる。井川と柴田を信頼して支えあいの中でオペレーションを模索してる。
命を救う側の人間が愛する人のため苦しみ悩み続ける姿に見てる側が共感を覚えることで、人が人を思いやることの奥深さや幸せにも気づくことができます。沖田が柴田の差し入れに感謝する場面、沖田父子が絆を育む温かい空間、できるだけ長く娘と時間を共有していたい深冬の切なる願い、自分を捨てた父に対する実梨の葛藤、過ちをおかした恩師のために泣き崩れる羽村の優しさ、口の悪い柴田を温かく見守り続ける井川の度量、深冬を想うまさおの執念。
どんな終わりかたでも毎回人間ていいもんや～と思い癒されながら眠れる。幸せです。あした仕事でも(笑)
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