2023年04月24日(Mon)
【風間公親ー教場０ー感想②】
毎回指導を受けていることを言わされて犯人から舐められてしまう瓜原。気の毒だけど恒例なので笑ってしまった。三者間で沸き立つ教場ならではのシリアスでヒリヒリするやり取り(゜ﾛ゜;ﾉ）ﾉ犯人役が宮澤エマさんということで、優美さにしたたかさが付け加えられた。なんちゅう鋭さ。この雰囲気は他では味わえない。
瓜原をいじって犯人に同調しているかのように振る舞いつつ、「難しいですか？“溶接”って…」という意味深な言葉で一太刀浴びせてから颯爽と去っていく風間公親がめちゃくちゃかっこよかった！『逃がさねぇからな』教官の心の声が聞こえた気がした。
モンスターペアレントはいるが、いくら担任を憎んでいたとしても殺すまではいかないだろうと高を括る瓜原をしつこく問いただす風間。それは、彼が経験した過去での出来事が今でも足かせになっていると確信してるから。瓜原はイジメを受けていたときに母親から見捨てられたと感じて今でも根に持ってる。だから母親が子供のために殺人をおかすことなどないはずだと信じてきた。
そもそもそんな先入観が邪魔をしていては、この事件の真相にたどり着くことは不可能。風間は彼をトラウマと向き合わせ、母親との誤解を解き時間を前に進ませることで、真実へと導こうとしたのだ。
風間はルーキー刑事と出会う前から、その人物が誰でどんな性格しててどのような境遇で育ったかを調べて分析してるように思う。雑に扱うだなんてとんでもない。真剣に向き合っていないのは、自分のエゴとやさしさにただ溺れているだけの瓜原の方だった。
どっちに転ぶかわからないギリギリの状況まで追い詰めて、それでも一歩を踏み出す勇気を持ったものにデッドラインをちらつかせ、ラストチャンスを突きつける。公親流、ライオンの崖作戦。
人間は極限状態のなかでこそ潜在的な力を発揮する。つまりはそれが成長に繋がると。そこに愛や情などは一切不要。力不足であるならこちらの見込み違いだったということ。なんだろうけど、喰らわせて折れて立ち上がってきたものには手を差しのべる。大舞台に挑む瓜原にかけた「君のすべてをぶつけろ」、そして彼が最大のピンチに陥った際の「もう一度思い出すんだ」、血も涙もない鬼と言われたわりに、努力を無下にしない熱い姿勢が垣間見える。そういえば、「また逃げる」と上官に告げ口したのも、彼がブチ切れて戻ってくるのがわかっていながら敢えて憎まれ役となり葉っぱをかけたのかも。こんな妄想しちゃうと、どちらかというと風間は愛情深いほうなんじゃ？って気に…なわけないか。厳格で見る目ありとされている指導官としての自負とプライドだろう。でもそう思いたい自分がいることに気づかされた。
イジメを主導した担任を殺め、めでたく息子が再び学校に通いだした参観日、教室には犯人であるはずの母親の姿があった。彼女は殺人という重い罪と向き合うことなく、息子の活躍を微笑ましく時折涙を浮かべながら見てる。感極まりふと窓の外に目をやると、見覚えのある軍曹がグラウンドに立っていた。
あの待ちわびた感無量の涙から、風間を見つけたときの絶望に変わる表情はもはや芸術的。女は感動で涙が頬をつたい落ちる間もなく現実を知る。そのシーンにふさわしい最高のカットだったと思う！！やっぱりこの人好き💖同時に、宮澤エマさんの胸を打つお芝居に心底嫉妬した。
欠点は長所にもなりうる。風間は頭ごなしに怒るんじゃなくて、対象者の尊厳であったり、良き部分もちゃんと認めて伸ばそうとしてあげてる。道場の生徒にたいしても、腰を下ろし、子供と同じ目線になって何やら話し込んでいた。
『長所を生かすも殺すもキミ次第だ！よう耐えたやんけ！風間道場出身者なんだから胸を張れ！』と言っているように感じた激胸アツな固い握手🤝😂😂😂👏👏もうこれはね、見た人ならわかると思うけど、何度みても涙腺と鳥肌がヤバいんやて。
２話を見たあとに1話目のエンドロールを見ると感慨深いものがあります。おそらくこれと同じように、3話のあとに２話を、４話のあとに3話をというように見ていった方がより深く作り手の想いが伝わる上に、こちらも感傷に浸り作品への愛着がわきやすいような気がします。これもひとえにUruさんからいただいた癒しの歌のおかげ( T∀T)
葛藤。狂気。謎解き。感情のゆさぶり。満足感。教場はハマる要素がいくつもある。
第3話はついに新垣結衣さんが登場！世間では木村拓哉との初共演が注目されるなか、、
それなら佐々木蔵之介さんだって！！彼は昔から好きな俳優さんなので、木村拓哉と一緒にものづくりに参加されていたなんて、楽しみは尽きませーーん☀️☀️☀️☀️
00:14
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【風間公親ー教場０ー感想②】
毎回指導を受けていることを言わされて犯人から舐められてしまう瓜原。気の毒だけど恒例なので笑ってしまった。三者間で沸き立つ教場ならではのシリアスでヒリヒリするやり取り(゜ﾛ゜;ﾉ）ﾉ犯人役が宮澤エマさんということで、優美さにしたたかさが付け加えられた。なんちゅう鋭さ。この雰囲気は他では味わえない。
瓜原をいじって犯人に同調しているかのように振る舞いつつ、「難しいですか？“溶接”って…」という意味深な言葉で一太刀浴びせてから颯爽と去っていく風間公親がめちゃくちゃかっこよかった！『逃がさねぇからな』教官の心の声が聞こえた気がした。
モンスターペアレントはいるが、いくら担任を憎んでいたとしても殺すまではいかないだろうと高を括る瓜原をしつこく問いただす風間。それは、彼が経験した過去での出来事が今でも足かせになっていると確信してるから。瓜原はイジメを受けていたときに母親から見捨てられたと感じて今でも根に持ってる。だから母親が子供のために殺人をおかすことなどないはずだと信じてきた。
そもそもそんな先入観が邪魔をしていては、この事件の真相にたどり着くことは不可能。風間は彼をトラウマと向き合わせ、母親との誤解を解き時間を前に進ませることで、真実へと導こうとしたのだ。
風間はルーキー刑事と出会う前から、その人物が誰でどんな性格しててどのような境遇で育ったかを調べて分析してるように思う。雑に扱うだなんてとんでもない。真剣に向き合っていないのは、自分のエゴとやさしさにただ溺れているだけの瓜原の方だった。
どっちに転ぶかわからないギリギリの状況まで追い詰めて、それでも一歩を踏み出す勇気を持ったものにデッドラインをちらつかせ、ラストチャンスを突きつける。公親流、ライオンの崖作戦。
人間は極限状態のなかでこそ潜在的な力を発揮する。つまりはそれが成長に繋がると。そこに愛や情などは一切不要。力不足であるならこちらの見込み違いだったということ。なんだろうけど、喰らわせて折れて立ち上がってきたものには手を差しのべる。大舞台に挑む瓜原にかけた「君のすべてをぶつけろ」、そして彼が最大のピンチに陥った際の「もう一度思い出すんだ」、血も涙もない鬼と言われたわりに、努力を無下にしない熱い姿勢が垣間見える。そういえば、「また逃げる」と上官に告げ口したのも、彼がブチ切れて戻ってくるのがわかっていながら敢えて憎まれ役となり葉っぱをかけたのかも。こんな妄想しちゃうと、どちらかというと風間は愛情深いほうなんじゃ？って気に…なわけないか。厳格で見る目ありとされている指導官としての自負とプライドだろう。でもそう思いたい自分がいることに気づかされた。
イジメを主導した担任を殺め、めでたく息子が再び学校に通いだした参観日、教室には犯人であるはずの母親の姿があった。彼女は殺人という重い罪と向き合うことなく、息子の活躍を微笑ましく時折涙を浮かべながら見てる。感極まりふと窓の外に目をやると、見覚えのある軍曹がグラウンドに立っていた。
あの待ちわびた感無量の涙から、風間を見つけたときの絶望に変わる表情はもはや芸術的。女は感動で涙が頬をつたい落ちる間もなく現実を知る。そのシーンにふさわしい最高のカットだったと思う！！やっぱりこの人好き💖同時に、宮澤エマさんの胸を打つお芝居に心底嫉妬した。
欠点は長所にもなりうる。風間は頭ごなしに怒るんじゃなくて、対象者の尊厳であったり、良き部分もちゃんと認めて伸ばそうとしてあげてる。道場の生徒にたいしても、腰を下ろし、子供と同じ目線になって何やら話し込んでいた。
『長所を生かすも殺すもキミ次第だ！よう耐えたやんけ！風間道場出身者なんだから胸を張れ！』と言っているように感じた激胸アツな固い握手🤝😂😂😂👏👏もうこれはね、見た人ならわかると思うけど、何度みても涙腺と鳥肌がヤバいんやて。
２話を見たあとに1話目のエンドロールを見ると感慨深いものがあります。おそらくこれと同じように、3話のあとに２話を、４話のあとに3話をというように見ていった方がより深く作り手の想いが伝わる上に、こちらも感傷に浸り作品への愛着がわきやすいような気がします。これもひとえにUruさんからいただいた癒しの歌のおかげ( T∀T)
葛藤。狂気。謎解き。感情のゆさぶり。満足感。教場はハマる要素がいくつもある。
第3話はついに新垣結衣さんが登場！世間では木村拓哉との初共演が注目されるなか、、
それなら佐々木蔵之介さんだって！！彼は昔から好きな俳優さんなので、木村拓哉と一緒にものづくりに参加されていたなんて、楽しみは尽きませーーん☀️☀️☀️☀️
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