2023年04月16日(Sun)
【風間公親ー教場０ー 感想①】
謙虚さを武器に、優しさを全面に押し出す新米刑事の本性がさらけ出されるシーンが凄くよかった。瓜原の綺麗な目が天使にも悪魔にも見えた。赤楚衛二さんはこの役に合ってる。こちらが感情を揺さぶられまくった。素晴らしい演技だった。
殺意を実行に移すことへの恐怖。怒り。憎しみ。悲しみ。最後にはそれら苦痛が快楽に変わる瞬間も表情のなかに見た気がする。罪の意識に語りかける気は毛頭なかったように思う。そんなもの、益野ははなっから期待してなかっただろう。ためらう様子なく、相手の命乞いにも一切反応せず、冷静に至近距離から頭を撃ち抜いた。
市原隼人さんの演技は圧巻(；・ω・)どこにでもいる控えめでやさしいパパが狂人に変わり自ら復讐を遂げる。この人物を、ひとつひとつ噛み締めるように演じる市原さんの熱演を見て、思わず息を飲んだ。「未解決の女」や「正体」とは違ったぬくもりにも浸らせていただきました！最高に素敵でした‼️
“風間道場”は独特なにおいがするから、また嗅ぎたくなって視聴しに来るひと多そう。あの雰囲気は癖になる。不穏な感じのメロディが流れてくると、金田一少年の事件簿(堂本剛の方)を思い出す。一瞬で作品の世界観に没入させてしまう力。BGMってほんと大事だなと思った。
そして、ドラマを昇華させてくれるUruさんの『心得』。木村拓哉が主役の作品では珍しいエンディング曲に手が震えました。ささやくような声が耳から入って心に染み渡り、感動が何倍にも膨れ上がっていく。音楽ってほんとめちゃくちゃ大事だなと思った。
これまで通り重厚で味わい深いし、監視ともいうべき風間の厳しい眼はあるんだけど、警察学校ほど閉塞感がなくて、駆け回るフィールドが広がったぶん期待は高まるばかり。第2話は相棒を見て興味を持った女優さんが出演されるみたいなので注目してます🙌👏👏
作品を彩るキャラクターを演じるにあたり楽しいと思えるかどうか。確かなのは、50代に入った今もかわらず、木村拓哉の目は透明感に溢れイキイキしているということ。
毎作品非合法な重圧に耐えながらも、無駄口を叩くことなく(馬鹿は相手にしない)、仕事に真摯に取り組んできた。自分がどんな風に映るかじゃなく、劇中にいる人物がなにを想い、どう動きたいのか感じ取る作業を繰り返し行ってきた。その長年培われた誠実さが、彼にしか味わえない楽しみ(やりがい)を生むのだろう。
今日も彼は、姿勢をただし、身だしなみを整えて、役に命を吹き込んでから現場に立つ。『風間公親』を、『木村拓哉』を、彼らの生きざまを目撃せよ( ☆∀☆)( ☆∀☆)( ☆∀☆)( ☆∀☆)
23:27
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【風間公親ー教場０ー 感想①】
謙虚さを武器に、優しさを全面に押し出す新米刑事の本性がさらけ出されるシーンが凄くよかった。瓜原の綺麗な目が天使にも悪魔にも見えた。赤楚衛二さんはこの役に合ってる。こちらが感情を揺さぶられまくった。素晴らしい演技だった。
殺意を実行に移すことへの恐怖。怒り。憎しみ。悲しみ。最後にはそれら苦痛が快楽に変わる瞬間も表情のなかに見た気がする。罪の意識に語りかける気は毛頭なかったように思う。そんなもの、益野ははなっから期待してなかっただろう。ためらう様子なく、相手の命乞いにも一切反応せず、冷静に至近距離から頭を撃ち抜いた。
市原隼人さんの演技は圧巻(；・ω・)どこにでもいる控えめでやさしいパパが狂人に変わり自ら復讐を遂げる。この人物を、ひとつひとつ噛み締めるように演じる市原さんの熱演を見て、思わず息を飲んだ。「未解決の女」や「正体」とは違ったぬくもりにも浸らせていただきました！最高に素敵でした‼️
“風間道場”は独特なにおいがするから、また嗅ぎたくなって視聴しに来るひと多そう。あの雰囲気は癖になる。不穏な感じのメロディが流れてくると、金田一少年の事件簿(堂本剛の方)を思い出す。一瞬で作品の世界観に没入させてしまう力。BGMってほんと大事だなと思った。
そして、ドラマを昇華させてくれるUruさんの『心得』。木村拓哉が主役の作品では珍しいエンディング曲に手が震えました。ささやくような声が耳から入って心に染み渡り、感動が何倍にも膨れ上がっていく。音楽ってほんとめちゃくちゃ大事だなと思った。
これまで通り重厚で味わい深いし、監視ともいうべき風間の厳しい眼はあるんだけど、警察学校ほど閉塞感がなくて、駆け回るフィールドが広がったぶん期待は高まるばかり。第2話は相棒を見て興味を持った女優さんが出演されるみたいなので注目してます🙌👏👏
作品を彩るキャラクターを演じるにあたり楽しいと思えるかどうか。確かなのは、50代に入った今もかわらず、木村拓哉の目は透明感に溢れイキイキしているということ。
毎作品非合法な重圧に耐えながらも、無駄口を叩くことなく(馬鹿は相手にしない)、仕事に真摯に取り組んできた。自分がどんな風に映るかじゃなく、劇中にいる人物がなにを想い、どう動きたいのか感じ取る作業を繰り返し行ってきた。その長年培われた誠実さが、彼にしか味わえない楽しみ(やりがい)を生むのだろう。
今日も彼は、姿勢をただし、身だしなみを整えて、役に命を吹き込んでから現場に立つ。『風間公親』を、『木村拓哉』を、彼らの生きざまを目撃せよ( ☆∀☆)( ☆∀☆)( ☆∀☆)( ☆∀☆)
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