2018年02月21日(Wed)
【BG 感想⑤】
空港で河野が下敷きになった後、逆に手を掴まれる島崎。木村拓哉の必死で耐える姿勢や表情が無限の住人の万次や武蔵を彷彿させる。彼の感覚で、鬼気迫る色付けしない演技が見られるのが最高の贅沢だと思った。人間の本能が剥き出しにされるシーンほど興味をそそられるものはないので。
チームを一新し落合が立原の選任になり、日ノ出警備を潰し(除外)にかかるだぁーぁぁーあ!?大臣警護において面子を保つため、または民間警備との優劣をつけるため、はたまた大臣と島崎を引き離すためっ♪落合義明燃えております!!憧れの愛子さまに止められようがお構い無し。護るより島崎から愛子を奪う雄が発狂していきそうな落合義明。潰すなら真っ正面から、いやいやカッコよくない恐ろしいのあなたが
愛子の言葉にいちいちゾクッとする。まるですべてを見透かしてるような言いぐさ。彼女にシナリオ全権委ねられているようにさえ思ってしまう。江口さんが女性にもてあそばれる感じが妙にしっくりきてる。いつ職務を越えて落合の色気が愛子を襲うのか、考えただけでゾクゾクワクワク妄想してしまう。
村田の「理由もきかない」から、頷く間に言いづらい島崎の苦悩を察知し「この任務は断りましょう」を言い出すまでの二人の感情表現のタイミングが一致していて、重たいシーンなんだけど凄く爽快な気持ちになれた。きちんと部下の気持ちを汲んでくれて頼りがいのある村田のような上司が欲しいと思った(´-ω-`)彼には暖かく見守り支える強みがあるのに、なぜこんな冷静で人徳ある課長のような人がSPを辞めなければいけない状況に追い込まれてしまったのか。5話終盤に落合の前で言った、「あいつらのためなら…」 落合との組織では得られなかった仁義みたいなものを、日の出警備課長になったばかりの村田は感じられているのか？二人の過去に触れられる日が待ち遠しい。
「知ってて言わないのは同罪だから」と高梨をしかる菅沼、減らない口の中にきちんと正論も貯金してくれてるキャラは頼もしい。五人とも個性が強く常に掛け合いに張りがあるから、何に気がつき何について話していても見てる側は引き込まれるし、各々切り出しかたが独特で面白い。役者さんたちの唐突さが好き。一切無駄がなく流れるようにスムーズ。ボーッとしてるとおいてかれる(笑)
立原大臣の、「政治家って知らないふりして知ってることいっぱいある」、なぜだろう落合を牽制するような言葉、に思えた。
車中と事務所で明かされる河野の悪行。どちらも震えるくらい恐ろしかったしムカついた。安心したときにいきなり現実に引き戻される感じ。BGイチ、人の邪心に振り回された回。河野に早く行けと言われて島崎が車を出し、暗い車内から撮られた外に向かう様子が、サザーランドの24みたいでめちゃくちゃカッコよかった！緊迫感あるBGMと、バックミラーにうつる口をつぐみながらハンドルを切る島崎の表情が、これから始まる恐ろしい事実を予兆してた。
BGは注意人物をとらえる角度やシーンが鮮明でわかりやすいから見てる方はまったく飽きない。このBGチームで24やプリズンやブレイキングバッド的なアクション/サスペンスドラマをやっていただきたい♪！！
'あなたはスターでした。いや、今でもスターです。人に夢を与えてきた人間はどんなことがあっても逃げちゃいけないと思うんです！'
これに関しては、ただただ脚本の井上由美子さんに感謝！！！
この説得力ある言葉で相手を黙らせてきたのが木村拓哉ドラマ。でもBGは違った。河野が二度までも海外進出を拒むのかと島崎に言い返す。そのまさかの突っ返しに一瞬たじろいでしまう島崎。こうやって意表をつかれたりまったく展開を読ませない作品が大好き(^O^)
掴んだようで掴ませてない感じ(自分の頭の回転が鈍いのもあるけど)が憎らしい、その憎らしい気持ちが興味に変わる瞬間がとっても心地いい。これからも、この4、5話のように裏切りまくっていただきたい(;゜0゜)
空港で河野がスーツケース蹴るシーンが狂気に満ちてた。いきなりキレてしまって蹴るというより駄々っ子のように押さえつけられない感情を物にぶつけてしまう様子がよく描かれてる。河野の狂気とそれを力の限り制止しようとする島崎が、精神病棟(昔ちぃとお世話に)で何度も見てきた光景にそっくりで、めちゃくちゃ見応えあった！情緒不安定が満島さん上手すぎて、「いけよ！」同様いきなりだったからビックリした。無限で命までは獲らないアクションを交えた間柄。暴れる満島さんの『木村だからなんだ！』、押さえ込む木村拓哉の『なんだ満島コラ！』ていうのがモロ伝わり、もはやドラマを越えてカットかかろうがこれからマジ喧嘩に突入か？と頭が別のところへ行ってしまった。それくらい鬼気迫るものを両者から感じた(οдО;)
堕ちたスターと砂まみれのボディーガード。一人で苦しむ必要なんてなかったんだと、二人で過去と向き合う時間は儚くとても美しかった。 河野が「そろそろタイムアップかな」に対して、同じく座ってうつむいた状態で「はい」、彼を思い喪失感と共に痛みを分かつ島崎。本当はこの短い会話だけでわかりあえる仲だった。遠回りはお互い逃げてた時間。初めから友情は途絶えてなかった。「じゃあなザッキ」のザッキの部分がめちゃめちゃ優しかった(涙)
島崎は愛子の何かを知ってる？まだ描かれてないけど…。二人の間に何か隠されてる(用意されてる)？気になる～～
7話にななななんと山口智子さん登場！！
アイムホームでは木村拓哉に既婚者の役をいただき、今回はもう不可能に思われた南との再会(σ≧▽≦)
テレ朝さま、ありがとうございます!!
楽しみ～
終了しましたが、スマステにも何度も癒され放送される新商品には毎回感動させられました。
そして、ドラマシリーズは欠かさず見てきた相棒…いま、あまりにも突然でした
大杉漣さん、ご冥福をお祈りします。昨年の嘘の戦争では苦悩する父親の思いを知り、剛が去るシーンでは感極まって泣きました。多くの感動を届けてくださり本当に感謝してます。ありがとうございました。安らかにお眠りください。
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21:54
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【BG 感想⑤】
空港で河野が下敷きになった後、逆に手を掴まれる島崎。木村拓哉の必死で耐える姿勢や表情が無限の住人の万次や武蔵を彷彿させる。彼の感覚で、鬼気迫る色付けしない演技が見られるのが最高の贅沢だと思った。人間の本能が剥き出しにされるシーンほど興味をそそられるものはないので。
チームを一新し落合が立原の選任になり、日ノ出警備を潰し(除外)にかかるだぁーぁぁーあ!?大臣警護において面子を保つため、または民間警備との優劣をつけるため、はたまた大臣と島崎を引き離すためっ♪落合義明燃えております!!憧れの愛子さまに止められようがお構い無し。護るより島崎から愛子を奪う雄が発狂していきそうな落合義明。潰すなら真っ正面から、いやいやカッコよくない恐ろしいのあなたが
愛子の言葉にいちいちゾクッとする。まるですべてを見透かしてるような言いぐさ。彼女にシナリオ全権委ねられているようにさえ思ってしまう。江口さんが女性にもてあそばれる感じが妙にしっくりきてる。いつ職務を越えて落合の色気が愛子を襲うのか、考えただけでゾクゾクワクワク妄想してしまう。
村田の「理由もきかない」から、頷く間に言いづらい島崎の苦悩を察知し「この任務は断りましょう」を言い出すまでの二人の感情表現のタイミングが一致していて、重たいシーンなんだけど凄く爽快な気持ちになれた。きちんと部下の気持ちを汲んでくれて頼りがいのある村田のような上司が欲しいと思った(´-ω-`)彼には暖かく見守り支える強みがあるのに、なぜこんな冷静で人徳ある課長のような人がSPを辞めなければいけない状況に追い込まれてしまったのか。5話終盤に落合の前で言った、「あいつらのためなら…」 落合との組織では得られなかった仁義みたいなものを、日の出警備課長になったばかりの村田は感じられているのか？二人の過去に触れられる日が待ち遠しい。
「知ってて言わないのは同罪だから」と高梨をしかる菅沼、減らない口の中にきちんと正論も貯金してくれてるキャラは頼もしい。五人とも個性が強く常に掛け合いに張りがあるから、何に気がつき何について話していても見てる側は引き込まれるし、各々切り出しかたが独特で面白い。役者さんたちの唐突さが好き。一切無駄がなく流れるようにスムーズ。ボーッとしてるとおいてかれる(笑)
立原大臣の、「政治家って知らないふりして知ってることいっぱいある」、なぜだろう落合を牽制するような言葉、に思えた。
車中と事務所で明かされる河野の悪行。どちらも震えるくらい恐ろしかったしムカついた。安心したときにいきなり現実に引き戻される感じ。BGイチ、人の邪心に振り回された回。河野に早く行けと言われて島崎が車を出し、暗い車内から撮られた外に向かう様子が、サザーランドの24みたいでめちゃくちゃカッコよかった！緊迫感あるBGMと、バックミラーにうつる口をつぐみながらハンドルを切る島崎の表情が、これから始まる恐ろしい事実を予兆してた。
BGは注意人物をとらえる角度やシーンが鮮明でわかりやすいから見てる方はまったく飽きない。このBGチームで24やプリズンやブレイキングバッド的なアクション/サスペンスドラマをやっていただきたい♪！！
'あなたはスターでした。いや、今でもスターです。人に夢を与えてきた人間はどんなことがあっても逃げちゃいけないと思うんです！'
これに関しては、ただただ脚本の井上由美子さんに感謝！！！
この説得力ある言葉で相手を黙らせてきたのが木村拓哉ドラマ。でもBGは違った。河野が二度までも海外進出を拒むのかと島崎に言い返す。そのまさかの突っ返しに一瞬たじろいでしまう島崎。こうやって意表をつかれたりまったく展開を読ませない作品が大好き(^O^)
掴んだようで掴ませてない感じ(自分の頭の回転が鈍いのもあるけど)が憎らしい、その憎らしい気持ちが興味に変わる瞬間がとっても心地いい。これからも、この4、5話のように裏切りまくっていただきたい(;゜0゜)
空港で河野がスーツケース蹴るシーンが狂気に満ちてた。いきなりキレてしまって蹴るというより駄々っ子のように押さえつけられない感情を物にぶつけてしまう様子がよく描かれてる。河野の狂気とそれを力の限り制止しようとする島崎が、精神病棟(昔ちぃとお世話に)で何度も見てきた光景にそっくりで、めちゃくちゃ見応えあった！情緒不安定が満島さん上手すぎて、「いけよ！」同様いきなりだったからビックリした。無限で命までは獲らないアクションを交えた間柄。暴れる満島さんの『木村だからなんだ！』、押さえ込む木村拓哉の『なんだ満島コラ！』ていうのがモロ伝わり、もはやドラマを越えてカットかかろうがこれからマジ喧嘩に突入か？と頭が別のところへ行ってしまった。それくらい鬼気迫るものを両者から感じた(οдО;)
堕ちたスターと砂まみれのボディーガード。一人で苦しむ必要なんてなかったんだと、二人で過去と向き合う時間は儚くとても美しかった。 河野が「そろそろタイムアップかな」に対して、同じく座ってうつむいた状態で「はい」、彼を思い喪失感と共に痛みを分かつ島崎。本当はこの短い会話だけでわかりあえる仲だった。遠回りはお互い逃げてた時間。初めから友情は途絶えてなかった。「じゃあなザッキ」のザッキの部分がめちゃめちゃ優しかった(涙)
島崎は愛子の何かを知ってる？まだ描かれてないけど…。二人の間に何か隠されてる(用意されてる)？気になる～～
7話にななななんと山口智子さん登場！！
アイムホームでは木村拓哉に既婚者の役をいただき、今回はもう不可能に思われた南との再会(σ≧▽≦)
テレ朝さま、ありがとうございます!!
楽しみ～
終了しましたが、スマステにも何度も癒され放送される新商品には毎回感動させられました。
そして、ドラマシリーズは欠かさず見てきた相棒…いま、あまりにも突然でした
大杉漣さん、ご冥福をお祈りします。昨年の嘘の戦争では苦悩する父親の思いを知り、剛が去るシーンでは感極まって泣きました。多くの感動を届けてくださり本当に感謝してます。ありがとうございました。安らかにお眠りください。
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